映像事業本部 技術職 [生産技術]
映像事業本部 技術職 [生産技術]

中途採用

2022年入社

映像事業本部
技術職 [生産技術]

Q仕事内容

ミラーレスカメラ用交換レンズの生産技術を担当しています。生産技術は「企画した機構・性能を損なわずに、製品を安定して量産する仕組みを作る仕事」です。レンズ開発は主に「企画」「光学設計」「機構設計」「工程設計」「試作/評価」「量産」という流れで行います。生産技術は「機構設計~量産」に関わり、その中でも特に比重が大きいのは「工程設計」「試作/評価」です。「工程設計」では、製品モデルを確認しながら製品組立の手順・手段の検討を行い、組立に必要な設備・治工具の設計、組立手順書の作成、組立にかかる作業量の算出を行います。これらは最終的に量産工場で使われるものなので、誰が作業をしても問題なく組立が出来るよう作成する必要があります。「試作/評価」では、これまでに各部署が検討してきた「光学設計」「機構設計」「工程設計」をもとに実際に製品を試作し、出来上がった完成品が、企画した機構・性能を満たすか評価を行います。問題箇所があれば関連部署と協力し、原因究明と対策を行うことで安定した量産ができる体制を整えていきます。生産技術は開発の初期段階から製品が形になるまで、製品に長く深く関わることの出来る、ものづくりの根底を支える仕事です。

仕事内容

Q仕事のやりがい

仕事のやりがい

自分で考えた組立手段が、製品品質や組立性の向上に貢献できたときにやりがいを感じます。製品の組立手段の検討は、機構設計者が作成した製品モデルを確認しながら行います。製品の機構にスムーズな組立が難しい箇所がある場合、設計者に進言して機構の修正を行いますが、部品強度や修正難易度、製品の性能保証等の問題で修正が難しいことも多いです。その際は、組立手順の変更、組立に使う設備・道具の追加検討、使用する副資材の再選定など、工程設計の見直しを行うことで改善を図ります。以前担当した機種でも、部品構造の問題で組立がスムーズにできず、不具合が発生してしまったことがありました。機構設計者に依頼し、可能な限り部品構造を修正してもらったものの、変更が難しい部分もあり、不具合を完全に解消するには至りませんでした。そこで、組立工程をどのように修正すれば不具合を解消できるか、知見の深い先輩方にアドバイスをいただきながら対策に臨みました。試行錯誤を繰り返した結果、不具合を解消できた時の達成感は今でも忘れられません。

Q今後、成し遂げたいこと

今後は、生産技術業務や工場の生産手法を改善することで製品の生産性を一層向上させたいと考えています。タムロンでは、今後も新製品の開発・販売ペースの加速・既存製品の拡充が見込まれます。これに対応するためには、これまでの業務手法・生産方法にとらわれず、新たな技術や手法を導入して生産性を高めることが重要です。最新技術・情報に常にアンテナを張り、有用な技術は積極的に検討・導入を進めていくことで、タムロンの生産体制を支えていきたいと思っています。

入社理由

私がタムロンに入社を決めた理由は、開発から量産まで一貫してものづくりに関わることができるためです。前職でも製品の工程設計業務に従事していましたが、タムロンとの一番大きな違いは担当する業務の範囲です。前職では各工程にそれぞれ専門の担当者がおり、担当者は製品を横断して類似工程を担当していました。そのため、専門性は深められる半面、製品全体に関わることはありませんでした。タムロンでは製品ごとに担当者が決められ、設計の初期段階から参画して、工程設計、試作、量産とその製品の完成まで幅広く携わることができます。担当した製品の完成を見届けられる点はやりがいに繋がると感じました。また製品に一貫して携わることで、開発全体に目を向け、広い視野で物事を考えることができ、技術者としても成長できると考え入社を決めました。

タムロンの
良さ

タムロンの良さは、なにより社員同士のコミュニケーションが取りやすい点だと思います。入社後は特に、上司や他部署の社員との距離の近さに驚きました。私の所属する映像事業本部は、電子設計・機構設計・生産技術といった技術系職種以外に、営業やアフターサービスの部門も同じフロアで働いており、役職や所属部門に関わらず気軽にコミュニケーションを取ったり、業務で悩んだ際にすぐに相談できる環境が整っています。社内での円滑なコミュニケーションは、仕事の効率化やチームワークの向上につながっていると感じます。製品開発時に問題にぶつかっても、ベテラン社員への相談や他部署社員との連携を素早く行うことができ、迅速に問題解決に取り組むことができます。このような相談や連携のしやすさが、オリジナリティのある機種開発や迅速なトラブル解決・改善に繋がっており、タムロンの強みでもあると考えます。

休日の
過ごし方

休日は夫婦で食事に出かけることが多く、特にお気に入りのレストランでゆっくり過ごす時間が好きです。行きつけのお店で馴染みの味を堪能するのも良いですが、新しいお店を試してみるのもワクワクします。その日の気分によって和食や中華などジャンルを変えるのも楽しみの1つです。また、テーマパークに出かけてアトラクションやショーを楽しむこともたまにあります。まるで別世界のようなパーク内の雰囲気に包まれ、日常から切り離される感覚が好きです。季節ごとに装飾も変わるので、足を運ぶたびに新しい発見があり、楽しみが尽きません。有給休暇も取りやすい環境なので、仕事と私生活をバランスよく両立できています。

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