2017年入社
コンポーネント機器事業本部
技術職 [生産技術]
Q仕事内容とやりがい
入社当時から車載レンズの生産技術の仕事をしています。具体的にはセンシング用レンズ(自動運転を含む前方認識・前方衝突回避など)とビューイング用レンズ(バックモニター用レンズ)、LiDAR(レーザーを用いた測距)の設備構想から組立・検査の工程表や作業標準書の作成、製品組立に必要な設備の設計・製作・予算見積など幅広く携わっています。試作時に構想通りに組立ができるのかを実際に現物を作りながら確認をし、その中で問題が発生した時は設備の微調整や成形部品・レンズの確認をしながら解析を行い改善します。試作検証・確認を繰り返しながら高い品質の製品を安定的に生産できる設備構築を行っています。
量産は中国工場で行いますが、最近はリモート会議システムを使って作業指導しています。最初は慣れない遠隔指導に苦戦しましたが、現在は検証や作業内容を資料にまとめ説明し、密に報告・情報共有・相談をしながら進めることで中国工場の生産技術者の不明点を解消できています。
Q今後、成し遂げたいこと
車載レンズは今後、自動運転による確実な前方把握や事故防止のための夜間前方認識の強化など、より高画素のレンズが必要になると考えています。このためレンズに要求される仕様は厳しくなると思いますが、それに対応できるレンズ組立技術の確立、新しい技術への取り組みを進め、搭乗者の安全を支援できる製品開発をしていきたいです。
入社理由
高専時代にNHKロボットコンテストのロボットを仲間と共に作製・完成させた経験からモノづくりの楽しさや大変さを学び、大学の研究では検証結果からの考察・スケジューリングの大切さを学びました。学生時代の経験から、実際に手を動かしながら製品を作るモノづくりに携われる仕事がしたいと思い、製品開発・製品設計・生産技術の職種に絞って就職活動を行っていました。また当時から一眼レフを使い撮影することが趣味だったので、光学機器関係の仕事に興味を持っていました。その中でもタムロンは、試作から量産まで携わった製品作りができることが魅力の一つです。生産技術は、実際に製品に触れながらモノづくりができること、製品が完成する工程に携われることなど製品の近くで仕事ができる職種であるということから、生産技術職を希望し入社しました。
タムロンの
良さ
開発から生産体制まで一貫して構想を立てることができるため、チーム一丸となって1つの製品を作れるところがタムロンの良さだと思っています。光学設計・機構設計・電子設計・生産技術のメンバーが同じ敷地で働いているので、機種開発をする中で壁を感じることなく気軽に相談できます。また上司や先輩は分からないことに対して的確なアドバイスや親身になって話を聞いてもらえるため、とても風通しが良い職場だと感じています。
休日の
過ごし方
車が好きなので愛車に乗って軽くドライブに出かけたり、テーマパークに行きキャラクターの写真を撮ったり、運動不足解消のためにロードバイクに乗って汗を流したりしながら自分の趣味を満喫しています。また猫を飼育しているので、平日はたくさん遊べない分、休日は遊びたいだけ遊ばせてあげ、愛猫と一緒に楽しんでいます。休日は仕事を忘れてリフレッシュするのが大事ですね。
タムロンはフレックスタイム制度を導入していると共に、仕事が一段落した時やリフレッシュしたい時など有給休暇を自由に取れるため、仕事とプライベートの両立が図りやすい会社だと思います。
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