第17回 タムロン鉄道風景コンテスト
鉄道のまち大宮

第17回
タムロン鉄道風景コンテスト

私の好きな鉄道風景ベストショット

審査結果発表

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地域の活性化と鉄道文化の振興に貢献することを目的とした、「第17回 タムロン鉄道風景コンテスト」の入賞者が決定いたしました。(2024年9月2日(月)締め切り)

今年度は「桜」を取り入れた見事な作品が多く見受けられ、今後も「桜」をモチーフにした素晴らしい作品のご応募が期待できるものとして、「桜賞」を新設いたしました。(来年以降も春の訪れを告げ、日本を代表する花である「桜」と鉄道の素敵なコラボ作品のご応募をお待ちしています。)

広田尚敬氏、矢野直美氏、金盛正樹氏による厳正な審査が行われ、応募総点数7,918点、応募人数1,966人(延べ人数)の数多くのご応募の中から、46名の方が入賞されました。おめでとうございます。

なお、2024年11月12日(火)から29日(金)までの18日間、同写真コンテストの「入賞作品写真展」をそごう大宮店で開催いたします。

  • 第17回 タムロン鉄道風景コンテスト 私の好きな鉄道風景ベストショット 入賞作品写真展のご案内

    • 下記日程にて、コンテスト入賞全作品を一堂に展示しての「入賞作品写真展」を開催いたします。
      お近くにお越しの際には是非お立ち寄り下さい。

      会期 2024年11月12日(火)~29日(金)[18日間] 午前10時00分~午後8時00分
      会場 そごう大宮店 3階特設会場(埼玉県さいたま市)
      入場料 無料
      後援 さいたま市 さいたま市教育委員会 さいたま商工会議所
      協力 そごう大宮店
      主催 株式会社タムロン
    • 第17回 タムロン鉄道風景コンテスト 私の好きな鉄道風景ベストショット 入賞作品写真展のご案内

      〒330-9530
      さいたま市大宮区桜木町1-6-2 そごう大宮店 3階特設会場

      入賞作品写真展の様子

      入賞作品写真展の様子

総評

  • 広田尚敬 氏(写真家)
  • 広田尚敬 氏(写真家)

    審査部門

    • プリント応募「一般の部」、「U-18(18歳未満)の部」
    • Web応募「U-18(18歳未満)の部」アドバイザー

今年の応募数は計7,918枚。「ナクヒトハいない」とばかり、皆さんとても良い写真を送ってくれました。一生懸命努力して応募され、たとえ賞を逸しても、由緒あるコンテストですから達成感に満足して泣かずに済んだのではないかなと思います。昨年と似たような写真もそれほどなく、むしろ自分は今年こんな表現に挑戦してみた、という意欲的な写真が多かったように感じました。これは写真家にとってとても好ましい撮影態度です。審査後に応募票のコメント欄を見てみると、中には家庭の事情で外出できないため自宅で工夫して鉄道を表現した方などもいて、そうした作品が結果的に素晴らしい成績をおさめられたことも大変良かったのではないかと思いました。
野外で存分に撮影するのも鉄道の醍醐味ですが、線路際に行くばかりが鉄道写真ではなく、自分の心の中の鉄道を見つけて映像化することも立派な写真行為なのです。今年入賞した作品を単に真似るのではなく、そこからヒントやアイデアをしっかりつかみ取って、来年はさらに個性的な自分だけの鉄道写真を作り上げて下さい。

  • 矢野直美 氏(フォトライター)
  • 矢野直美 氏(フォトライター)

    審査部門

    • プリント応募「一般の部」、「U-18(18歳未満)の部」
    • Web応募「一般の部」 ※1部を1次審査、「U-18(18歳未満)の部」 

今年もたくさんの作品をご応募いただき、本当にありがとうございました。このコンテストは17回目になりますが、毎年、新鮮な感動をおぼえます。個性的なアイデアや切り取り方、情緒的な表現、鉄道の機能美を際立たせる狙いなど、いつも新しい写真、素敵な写真、初めて出会う感動的な写真に触れることができます。今年も幸せな気持で審査をさせていただきました。皆さんの熱心な撮影意欲と鉄道愛に対し感銘を新たにしています。
写真を見た瞬間に撮影者の方がこう撮りたい!と思う気持ちがストレートに伝わってくる写真が、今年は特に多かったような気がしました。たとえば、この車両をこの位置に入れて、花をここに配して…というような、自分なりの画面構成、表現意図がとても明確な作品がどの部門でも見受けられました。光の使い方も皆さん上手で、晴れの日はもちろん、曇りの日、雨の日、雪の日それぞれ難しい情景においても、日本の繊細な季節感をとてもうまく表現されていることに感心しました。
入賞と落選の差は僅差です。とは言え入賞作にはやはり入賞するだけの理由があります。そういった点も参考にしながら、今年惜しくも入賞を逃した方も、自信を持って自分の写真を撮り続け、そして再チャレンジして下さい。

  • 金盛正樹 氏(写真家)
  • 金盛正樹 氏(写真家)

    審査部門

    • Web応募「一般の部」

昨年に引き続き私にとって2回目の審査となりました。「Web応募」は相変わらずたくさんのご応募をいただき昨年同様、時間をかけてじっくりと拝見しました。やはりプリントでの応募と比べるとWebのほうは気軽に応募しやすく敷居が低いこともあって、なかなか意欲的で自由な作品も多く、楽しく審査させてもらいました。
全体的な印象としては、わりと感動的な写真になりやすい夕方や朝のドラマチックな光で撮影した作品や、昨年上位に入賞したような傾向を追ったものなども見受けられました。そのなかでも、やはり最終段階では今年なりにWebらしい新鮮味のある作品を選び出すことができたのは、たいへん良かったと思います。モニターで審査するWeb応募もプリント応募作品との合同選考ではプリントにした状態で審査します。その意味で、繊細な色調やトーンなど再現性を重視する作品ならやはり従来の「プリント応募」で、シャッターチャンスや被写体重視なら「Web応募」で、というように、ご自分の表現意図や作品内容によって応募方法を考慮することも重要ではないかと思いました。

一般の部

総合グランプリ【さいたま市長賞】

「一般の部」における最も優秀な作品に対する賞(「プリント応募」と「Web応募」を合わせた全応募作品から選出)

U-18 (18歳未満)の部

総合グランプリ【さいたま市教育委員会教育長賞】

「U-18の部」における最も優秀な作品に対する賞(「プリント応募」と「Web応募」を合わせた全応募作品から選出)

全応募作品より選出