第11回 タムロン鉄道風景コンテスト
鉄道のまち大宮

第11回
タムロン鉄道風景コンテスト

私の好きな鉄道風景ベストショット

審査結果発表

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地域の活性化と鉄道文化の振興に貢献することを目的とした、「第11回タムロン鉄道風景コンテスト」の入賞者が決定いたしました。(2018年8月24日締め切り)
応募総作品数7,460点、応募のべ人数1,914名と、応募点数、のべ人数ともに過去最高となるご応募をいただき、まことにありがとうございました。
鉄道写真家 広田尚敬氏と、フォトライター「鉄子」として人気の矢野直美氏により厳正な審査が行われ、全87名の方が入賞されました。おめでとうございます。
そごう大宮店にて10月12日(金)~31日(水)までの20日間、入賞者全員の作品を一堂に展示しての「入賞作品写真展」を開催いたします。 また、大賞、準大賞、審査員特別賞までの入賞作品と、ユーモアフォト賞、タムロン賞、車輌写真賞については、レイルマガジン誌2018年12月号(2018年10月20日発売)にて掲載予定です。

  • 第11回 タムロン鉄道風景コンテスト 私の好きな鉄道風景ベストショット 入賞作品写真展のご案内

    • 下記日程にて、コンテスト入賞全作品を一堂に展示しての「入賞作品写真展」を開催いたします。
      お近くにお越しの際には是非お立ち寄り下さい。

      会期 2018年10月12日(金)~10月31日(水)[20日間]
      午前10時00分~午後8時00分
      会場 そごう大宮店 3階特設会場(埼玉県さいたま市)
      入場料 無料
      後援 さいたま市 さいたま市教育委員会 さいたま商工会議所
      協力 そごう大宮店 レイル・マガジン
      主催 株式会社タムロン
    • 第11回 タムロン鉄道風景コンテスト 私の好きな鉄道風景ベストショット 入賞作品写真展のご案内

      〒330-9530
      さいたま市大宮区桜木町1-6-2 そごう大宮店 3階特設会場

    • 入賞作品写真展の様子

      入賞作品写真展の様子

総評

  • 広田尚敬 氏(写真家)
  • 一般の部

    写真家 広田尚敬氏

今回は両部門を合わせて7,460点という過去最高の応募数を記録したことで、こんな素晴らしいことはないと、夢のような気持ちでいっぱいです。今年もっとも大きく感じたことは、「こう撮りたい」という意思のはっきりした、自己主張のある写真が増えてきたということ。このコンテストのテーマである鉄道と風景の組み合わせにおいても、狙い方の上手な作品が増えました。
たとえば、主被写体を画面の真ん中にドーンと置くと力強い写真になりますが、主被写体を中央でなく左右どちらかに寄せると写真に深みや情緒性が出ます。入賞作品に例をあげると前者は「春雨の駅」(入選)、後者は「托鉢僧」(入選)で、いずれもその効果をうまく生かしています。また、列車と花の組み合わせもよくある狙い方ですが、単に入れるだけでは不十分で、そこに詩心がなければ見る人の心には届きません。このような視点に立って、今回の入選作品一点一点を、この作品はどこが良いのだろう、と自問しながら見ていくと、必ずご自分の写真の勉強に役立つはずです。
次回も鉄道写真ファンの皆さんからの、たくさんのご応募を願っています。

  • 矢野直美 氏(フォトライター「鉄子」)
  • 小・中・高校生の部

    フォトライター(「鉄子」) 矢野直美氏

この小・中・高校生の部でも過去最高のたくさんの素晴らしい作品を、ご応募いただきました。もちろん、単に数が増えたという嬉しさだけではなく、本当に回を重ねるごとに応募作品の内容が着実にグレードアップしていることにも、審査員として大きな喜びを感じています。
今回、大賞を受賞された玉田航也君(6歳)のような幼いお子さんの応募も増えていて頼もしい限りですし、また関東近郊だけでなく北海道から九州まで全国津々浦々からの応募が目立ってきていることも今回の大きな収穫でした。
内容的な面でいえば、一期一会の大切さをあらためて感じさせてくれたり、ひとつのシーンからいろいろな物語を想像させてくれたり、それぞれの場所の風土や季節を良く表しているものなど、とても個性的な作品が増えたことは嬉しいことでした。
撮影力や表現力といった技術的な面に優れ、そして作者自身の意思とこだわりを大切にした作品に胸を打たれました。次回もたくさんの作品に出合えることを楽しみにしています。

一般の部

大賞【さいたま市長賞】

小・中・高校生の部

大賞【さいたま市教育委員会教育長賞】