この作品は「共同作業」というタイトルを伴ってこそ、その魅力が倍増した作品だと思います。
作業をしている方は運転手さんなのでしょうか? 日々のお仕事の中で、駅名板を替えているだけなのですが、この「共同作業」というタイトルが入ることで、車体に描かれているキャラクターと、作業を一緒にしているように見えるのですよね。
“なるほどなぁ”と感心しました。この一瞬のタイミングを逃さずに撮影しただけでも素晴らしいことなのに、この作品に「共同作業」というタイトルを与えることができた柔軟な発想力に感心しました。
作業している方はユーモアや、笑いを狙っているわけではないのに、この絶妙なタイトルが加わることによって、微笑ましい瞬間になったのです。まさにユーモアフォト賞にふさわしい作品だと思います。 |