広波長帯域をカバーする撮影用レンズ設計技術
可視光領域~短波赤外領域までの波長光学技術
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可視光領域~短波赤外領域(SWIR領域)までの広帯域の受光感度をもつセンサーの実用化が進み、工業・農業・分析・バイオ・リモートセンシングなど幅広い分野で、高機能スペクトルカメラが使用されるようになりました。
SWIR領域まで利用可能となることで、検査、管理、物質特定の範囲が広がり、作業の効率化と省人化に大きく貢献しています。
タムロンは可視光領域からSWIR領域までの撮影を可能としたレンズを開発。広い波長帯に対する軸上色収差補正技術により、異なる波長に対するピントずれを極限まで抑え、解像度を落とさない撮影を可能にしました。また、分光透過特性においても可視光領域からSWIR領域の広帯域にわたって高い透過率を持つ、低反射コーティングの技術開発を実現しています。
これによりフォーカス調整をすることなく、全波長領域で明るく鮮明な映像を撮影する事が可能になります。
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撮影事例1:各波長でのレンズ性能比較
撮影事例2:SWIR領域での撮影効果
光学開発技術
optics
20230214072831