異形状のガラスモールド光学レンズ
変曲点/カモメ型レンズ加工
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ウェアラブルカメラや防犯カメラを含む様々なカメラ機器では、撮像素子の高画素化に伴い、より精度の高い収差補正が必要とされています。
レンズの収差補正には、球形ではない曲面からできている非球面レンズ(研削加工/モールド加工)を用いる事があります。一般的なガラスモールド非球面レンズには変曲点と呼ばれる曲面の弧の変化はなく、レンズ1枚での収差補正能力には限界があります。
タムロンは広角レンズの歪曲補正、高解像度用レンズの像面湾曲補正に有効な、変曲点を有する異形状のガラスモールド光学レンズの製造を実現しました。
精度の高い形状加工に加え、一般的なガラスモールド用硝材を使用できることも特徴です。
高度な光学設計と金型技術との連携で高いクオリティと安定した製造の両立を実現し、さまざまな用途への応用を可能にします。
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変曲点を有するガラスモールドレンズ(CT撮影)
歪曲収差補正光学シミュレーション(水平画角100°)
カモメレンズを使うことによる効果と 展開される想定市場(用途)
レンズ加工技術
lens
20230214070617