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直近の業績
決算概況
(単位 : 百万円)
2023/12 |
2024/12 |
前期比 |
前期比 |
|
売上高 | 71,426 |
88,475 |
17,048 |
23.9% |
営業利益 | 13,607 |
19,201 |
5,594 |
41.1% |
経常利益 | 13,972 |
19,304 |
5,331 |
38.2% |
当社株主に帰属する当期純利益 | 10,812 |
14,526 |
3,713 |
34.4% |
当連結会計年度における世界経済を概観しますと、中国など一部地域で停滞がみられましたが、総じて回復基調となりました。一方で、ロシアのウクライナ侵攻の長期化や中東情勢の緊迫化等の地政学リスクなど不透明感が続く状況となりました。
当社グループ関連市場では、レンズ交換式カメラ市場は前期に比べて数量ベース、金額ベースともに10%以上の増加となりました。内訳としては、一眼レフカメラは数量ベース、金額ベースともに約15%の減少となりましたが、ミラーレスカメラは、数量ベース、金額ベースともに15%以上の増加と、好調が継続しました。交換レンズは前期に比べて数量ベースで7%、金額ベースでは11%の増加となりました。
平均為替レートにつきましては、前期比で米ドルは約11円、ユーロは約12円の円安となりました。
このような状況のもと、当社グループの当連結会計年度における経営成績は、すべての事業セグメントにおいて好調に推移し、また円安進行によるプラス影響もあったことから、売上高は884億75百万円(前期比23.9%増)となりました。
また利益面につきましては、大幅増収による売上総利益の増加に加え、販管費を増収率の半分程度となる前期比12%の増加に抑制したことにより、営業利益は192億1百万円(前期比41.1%増)、経常利益は193億4百万円(前期比38.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は145億26百万円(前期比34.4%増)と各利益において大幅増益となりました。
全てのセグメントで2桁以上の増収増益を達成し、また、2026年12月期を最終年度とし、2024年よりスタートしました新中期経営計画「Value Creation26」の売上高・営業利益・ROE等の経営数値目標の全てにおいて初年度で達成することができました。
詳しくは決算短信をご覧ください。