2021.12.16
写真家 相沢 亮氏がタムロン18-300mm F3.5-6.3 (Model B061)ソニー Eマウント用で写し撮る、日々のスナップや旅の風景
写真家 相沢 亮氏がタムロン18-300mm F3.5-6.3 (Model B061)ソニー Eマウント用で写し撮る、日々のスナップや旅の風景
こんにちは、写真家の相沢亮です。嬉しいことに2回目の記事の担当です。今回は、ソニー Eマウント用の高倍率ズーム、タムロン 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD (Model B061)を使い、現在、活動の拠点としている、東京、神奈川、北海道の作例をご紹介します。
私は旅に出ることが多く、訪れた土地の街や風景を中心に撮影しています。今回の18mmから300mmを1本でカバーする高倍率ズームは、さまざまな場面に対応できて重宝しました。また、できる限り旅先では、その土地ならではの光景や空気感などを撮りたいため、18-300mm F3.5-6.3 (Model B061)の幅広い焦点距離や機動力は魅力です。このレンズは広角から望遠を1本でカバーでき、かつコンパクトサイズなので、少しでも荷物を軽くしたい自分にとってありがたいレンズです。今回の旅では、街と自然を中心に撮ってきました。
一枚目の写真 (焦点距離:60mm 絞り:F8 シャッタースピード:1/50秒 ISO感度:200 使用カメラ:ソニー α6600)
早朝の横浜、満月が沈む頃にビーナスベルトと町並みを撮影しました。月の輪郭や空の色の階調を、綺麗に表現できました。この場所での撮影は初めてですが、高倍率ズームなら様々な焦点距離を試しながら撮影できるため助かりますね。朝の街が少し明るくなり始めて、淡い色の空と満月が共存する時間を、上手く切り取ることができました。「この焦点距離のレンズ持ってくれば良かった」ということがない高倍率ズームレンズは、旅やスナップで重宝します。
幅広い焦点距離による、さまざまな作例をご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。18-300mm F3.5-6.3 (Model B061)は、初めての場所でどんな場面に遭遇するかわからない旅などに持ち歩きたいレンズ、というのが第一印象です。写真を始めてどのレンズを選べば良いのかわからないという方にも、多彩な撮影表現が可能なことからおすすめの一本です。超望遠から広角まで手軽に楽しむことができ、とにかくあらゆる場面に対応できます。いわゆる「迷ったらこれ」というレンズです。さらに単焦点レンズなどをプラスすれば、旅などにおける撮影で困る場面はないでしょう。
そして、機材の軽さも重要です。旅に行けば行くほど、軽量な機材のありがたみを感じます。18-300mm F3.5-6.3 (Model B061)は、沢山のレンズや重い機材を持ち歩かず荷物を軽くしたいという方にもおすすめです。