2024.11.21
超望遠レンズとは?レンズ選びのポイントや作例写真をご紹介
超望遠レンズとは?レンズ選びのポイントや作例写真をご紹介
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一般に、焦点距離が約80mm以上のレンズを望遠レンズと呼びますが、その中でも特に焦点距離約300mm以上のレンズは「超望遠レンズ」と呼ばれます。
超望遠レンズは、通常の望遠レンズよりもさらに遠くの被写体に迫ることができ、野生動物やスポーツなど、近寄ることが難しいシーンで重宝されます。
関連記事:望遠レンズとは?使い方やレンズ選びのポイントもご紹介
超望遠レンズは焦点距離が長く、開放F値が暗くなる傾向があるため、入射する光量が少なくなります。 特に暗めの環境や夕暮れ時の撮影では、露出不足になりやすいため注意が必要です。適切な明るさを確保するためにISO感度を適度に上げたり、可能な範囲でシャッタースピードを遅めに設定したりするなど工夫してみましょう。
関連記事:【初心者の方必見!】一眼カメラで上手に写真を撮るための基礎知識
超望遠レンズは画角が狭いため、わずかな構図の違いでも写真の印象が変わることがあります。主題となる被写体の配置はもちろん、背景となる要素の選び方も検討しましょう。同じ被写体でも、撮影するポジションやカメラを向ける角度を変えることで、全く異なる表情を引き出すことができます。さまざまポジション、アングルから繰り返しシャッターを切ってみましょう。
関連記事:【初心者の方必見!】上手な写真を撮るための構図・アングルの基本を分かりやすく解説!
開放F値が小さいレンズは、より多くの光をセンサーに取り込むことができ、明るめの写真を撮りやすくなります。F4.5やF5のレンズは、暗い環境下でも露出を確保しやすく、シャッタースピードなども柔軟に設定しやすくなるでしょう。また、背景ボケも大きくなるため、より印象的な写真表現が可能になります。
関連記事:F値(絞り値)とは?設定例やシャッタースピード、ISO感度との関係まで徹底解説
望遠端で約400mmから500mm 程度の焦点距離をカバーしていれば、野鳥や野生動物、スポーツなどのさまざまな撮影にも対応できるでしょう。また、広角端が70mmから100mm程度の中望遠域までカバーできるズームレンズであれば、風景撮影やポートレートまで1本でこなすことができ、より幅広い撮影に対応できます。
関連記事:焦点距離とは?画角との関係など基礎知識を解説
超望遠レンズでは、野鳥やスポーツなど、動きの速い被写体を撮影する機会が多くあります。そのため、素早く正確なピント合わせができる高性能なAFが必要です。またAFの精度だけでなく、被写体の動きを追従できる動体追従性能の高さもチェックしておきましょう。野生動物の撮影など音に敏感なシーンでは、AF動作の静音性も重要なポイントになります。
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レンズ内手ブレ補正機構は、超望遠レンズで重要な機能です。レンズ内手ブレ補正機構があれば、手持ち撮影時の安定性が向上し、シャッタースピードが遅めの設定でも安定した写真を撮りやすくなります。同時に、手ブレ補正の効き量やその調整有無も確認しておきましょう。
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目次
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超望遠レンズとは
一般に、焦点距離が約80mm以上のレンズを望遠レンズと呼びますが、その中でも特に焦点距離約300mm以上のレンズは「超望遠レンズ」と呼ばれます。
超望遠レンズは、通常の望遠レンズよりもさらに遠くの被写体に迫ることができ、野生動物やスポーツなど、近寄ることが難しいシーンで重宝されます。
関連記事:望遠レンズとは?使い方やレンズ選びのポイントもご紹介
暗くならないよう露出に注意
超望遠レンズは焦点距離が長く、開放F値が暗くなる傾向があるため、入射する光量が少なくなります。 特に暗めの環境や夕暮れ時の撮影では、露出不足になりやすいため注意が必要です。適切な明るさを確保するためにISO感度を適度に上げたり、可能な範囲でシャッタースピードを遅めに設定したりするなど工夫してみましょう。
関連記事:【初心者の方必見!】一眼カメラで上手に写真を撮るための基礎知識
構図や背景を工夫する
超望遠レンズは画角が狭いため、わずかな構図の違いでも写真の印象が変わることがあります。主題となる被写体の配置はもちろん、背景となる要素の選び方も検討しましょう。同じ被写体でも、撮影するポジションやカメラを向ける角度を変えることで、全く異なる表情を引き出すことができます。さまざまポジション、アングルから繰り返しシャッターを切ってみましょう。
関連記事:【初心者の方必見!】上手な写真を撮るための構図・アングルの基本を分かりやすく解説!
開放F値
開放F値が小さいレンズは、より多くの光をセンサーに取り込むことができ、明るめの写真を撮りやすくなります。F4.5やF5のレンズは、暗い環境下でも露出を確保しやすく、シャッタースピードなども柔軟に設定しやすくなるでしょう。また、背景ボケも大きくなるため、より印象的な写真表現が可能になります。
関連記事:F値(絞り値)とは?設定例やシャッタースピード、ISO感度との関係まで徹底解説
焦点距離
望遠端で約400mmから500mm 程度の焦点距離をカバーしていれば、野鳥や野生動物、スポーツなどのさまざまな撮影にも対応できるでしょう。また、広角端が70mmから100mm程度の中望遠域までカバーできるズームレンズであれば、風景撮影やポートレートまで1本でこなすことができ、より幅広い撮影に対応できます。
関連記事:焦点距離とは?画角との関係など基礎知識を解説
オートフォーカス(AF)性能
超望遠レンズでは、野鳥やスポーツなど、動きの速い被写体を撮影する機会が多くあります。そのため、素早く正確なピント合わせができる高性能なAFが必要です。またAFの精度だけでなく、被写体の動きを追従できる動体追従性能の高さもチェックしておきましょう。野生動物の撮影など音に敏感なシーンでは、AF動作の静音性も重要なポイントになります。
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手ブレ補正機構
レンズ内手ブレ補正機構は、超望遠レンズで重要な機能です。レンズ内手ブレ補正機構があれば、手持ち撮影時の安定性が向上し、シャッタースピードが遅めの設定でも安定した写真を撮りやすくなります。同時に、手ブレ補正の効き量やその調整有無も確認しておきましょう。
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50-400mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD a067(Model )
50-400mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD (Model A067)は、広角端50mm始まりでズーム比8倍、フルサイズミラーレス一眼カメラ対応の超望遠ズームレンズです。50-400mm全域で妥協のない高画質を実現するレンズでありながら、100-400mmクラス同等の小型・軽量サイズを達成。リニアモーターフォーカス機構VXD、手ブレ補正機構VCを搭載し、スポーツや野鳥などの撮影で、被写体の動きに素早くピントを合わせられます。近接撮影能力にも優れ、被写体に存分に近づいたハーフマクロ撮影も可能です。Model A067は、圧倒的な高画質と機動力を兼ね備えた新しい超望遠ズームレンズです。