2024.10.21
【秋を彩る紅葉の撮り方】広大な風景や色鮮やかな葉を撮影するコツ、レンズ選びのポイントをご紹介
紅葉が鮮やかに映える撮影シーン
紅葉写真の魅力の一つは、鮮やかな色彩と秋の情景を切り取ることです。同じ紅葉でも、撮影するシーンや構図によって全く異なる表情を見せてくれます。ここでは、紅葉が特に美しく映える代表的な撮影シーンと撮影のポイントを合わせてご紹介します。
紅葉が一面に広がる風景
紅葉の美しさを存分に味わえるのが、広大な景色の中に広がる紅葉です。このような風景を撮影するには、広角レンズがおすすめです。焦点距離が約35mm以下の広角レンズを使用することで、視野の広い、迫力ある風景写真を撮影することができます。
F値はF8からF11程度を目安に設定しましょう。これにより、手前から奥まで広い範囲にピントが合い、奥行きのある風景を表現できます。
また、青空と紅葉のコントラストを活かすことで、より印象的な写真を撮影できます。特に晴れた日の朝方は空気が澄んでおり、コントラストが一層際立ちます。
葉のクローズアップ
紅葉の魅力は、繊細な色彩や質感にもあります。葉のクローズアップ撮影では、こうした細部を美しく表現できます。最短撮影距離が短いレンズを使用して被写体に近づくか、マクロレンズを使用することで、葉の表面の様子を精細に捉えられます。
F値はF2.8からF4程度の開放に近い絞りを使用し、背景をぼかすことでディテールを際立たせましょう。葉の色をより濃く表現したい場合は、あえて露出を抑えることも効果的です。
落ち葉
F値はF5からF8程度が目安です。落ち葉にピントが合いやすくなり、形の美しさや地面との対比を鮮やかに捉えることができます。落ち葉の配置や色の組み合わせに注目し、自然の中にある美しいパターンを見つけ出すのも面白いでしょう。
撮影時間帯も重要な要素で、寒い日の朝には朝露に濡れた落ち葉などを撮影できます。
水面に反射する紅葉
湖や池に反射する紅葉は、幻想的で美しい光景を作り出します。できるだけ風のない晴れた日を選び、三脚を使用してシャッタースピードを遅く設定し、水面をなめらかに表現しましょう。
さらに、PLフィルターを使用すると、水面の反射を抑えられるため、携行しておくと役に立ちます。構図としては、紅葉と水面に映る紅葉を二分割にすることで、美しい対称性を表現できます。
夜のライトアップ
夜にライトアップされた紅葉も、幻想的な雰囲気を醸し出します。暗所での撮影になるため、F値はF4からF6程度、シャッタースピードは1/10秒から1/50秒程度を目安に、ISO感度をISO800から1600程度に上げると良いでしょう。
光源が弱い場所で色鮮やかな写真を撮るには、三脚を使用して長めの露光時間で撮影するのも一手です。光源周辺が白飛びしてしまう場合は、露出補正を使用して明るさを抑えるなど、適宜調整しましょう。
ポートレート
紅葉をバックにしたポートレート撮影も、秋ならではの素敵な一枚になります。標準レンズや望遠レンズを使用し、F値はF2.8からF4程度の開放に近い絞りで背景をぼかします。これにより、人物が引き立つとともに、秋らしい華やかさを添えることができます。
また、逆光で撮影すると、人物の輪郭を紅葉のあたたかい光で包み込むような表現ができ、印象的な写真に仕上がります。逆光撮影時の注意点として、顔が影になってしまう場合は、露出補正を+1EV程度に設定し、人物の表情をしっかりと捉えるようにしましょう。
紅葉をきれいに撮影するには?
紅葉の色鮮やかさをしっかりと写真に収めるためには、いくつかのポイントがあります。ここでは、露出設定や、使用するレンズの選び方など、紅葉撮影のコツを解説していきます。
紅葉の見頃を知っておこう
撮影前の大前提として、紅葉の見頃をしっかりと確認しておきましょう。紅葉がピークを迎えるタイミングは、地域や標高によって異なります。
一般的に、東京や関東以西の平地では11月下旬頃、北海道では9月下旬頃から紅葉が始まることが多いですが、年によっても変動があります。事前に各地の観光協会サイトや気象予報サイトで最新情報を確認すると良いでしょう。また、同じ地域でも標高によって見頃の時期が異なることがあるので、特に山の紅葉を撮影する際は注意が必要です。
紅葉の色づき始めから落葉までの期間を把握し、撮りたいイメージに合わせて計画を練りましょう。
紅葉撮影に適したレンズ
紅葉撮影にはさまざまなレンズを使用できますが、シーンに応じて適切なレンズを選ぶことが重要です。
まず、広角レンズ(焦点距離約35mm以下)は、広大な紅葉風景を捉えるのに適しています。次に標準レンズ(焦点距離約35mmから80mm程度)は広角レンズと望遠レンズの中間で、幅広いシーンに対応できます。最後に望遠レンズ(焦点距離約80mm以上)は、遠くの紅葉をクローズアップし、風景の一部を切り取ることが可能です。
初心者の方の使いやすさを考えると、広角域から標準域をカバーしたズームレンズがおすすめでしょう。これ一本でさまざまな紅葉シーンに対応できるため、レンズを交換せずに幅広い表現にチャレンジできます。また、後述する開放F値や近接撮影能力なども考慮してレンズを選びましょう。
関連記事:広角レンズとは?特徴と種類、選び方について解説
露出設定の目安
紅葉を美しく撮影するためには、適切な露出設定が欠かせません。ここでは、紅葉撮影に適した露出設定の目安をご紹介します。
関連記事:【初心者の方必見!】一眼カメラで上手に写真を撮るための基礎知識
撮影モード
紅葉撮影では、絞り優先モードが使いやすいでしょう。このモードでは、F値を設定すると、適正露出になるようシャッタースピードが自動的に調整されるため、初心者の方でも扱いやすいモードです。ボケ具合を一つの基準に調整がしやすくなります。
F値
F値(絞り値)の設定は、撮影する被写体や表現したい雰囲気によって変わります。風景全体の撮影では、大きめのF値(F8からF11程度が目安)に設定すると、手前から奥まで広い範囲をシャープに捉えやすくなるでしょう。
一方、葉のクローズアップなど、背景をぼかして主題を強調したい場合は、小さめのF値(F2.8からF4程度が目安)の設定がおすすめです。これにより、被写体を際立たせる美しいボケ味を得ることができます。
シャッタースピード
シャッタースピードは、1/50秒から1/200秒程度を目安に、撮影時の環境に合わせて調整しましょう。たとえば、風で木々が揺れる場合には、被写体ブレを防ぐために速めのシャッタースピードが必要になります。
ライトアップされた紅葉を撮影する際には、三脚を使い、シャッタースピードを遅めに設定すると良いでしょう。このように、撮影時の状況に応じて、設定を柔軟に調整できるようにしておくことが大切です。
ISO感度
晴れた日中の撮影であれば、ISO100からISO400程度の低めの感度で、明るくクリアな画像が得られます。曇りの日や暗所で、シャッタースピードを速くしたい場合は、ISO800からISO3200程度まで感度を上げてみましょう。
ただし、余りにもISO感度を上げすぎるとノイズ(ざらつき)が目立ち始める可能性があるため、高くしすぎないことがポイントです。
露出補正
露出補正は、カメラが自動設定した露出を微調整する機能です。晴天時で白飛び(露出オーバー)などが見られる場合は-1.0EV程度を、曇天時や暗所で写真が暗くなってしまう(露出アンダー)場合は+1.0EV程度を目安に設定すると明るさのバランスが取りやすくなります。
ホワイトバランス
オートホワイトバランス(AWB)は多くの撮影シーンで使えますが、好みの色味や雰囲気を出したい場合は、他のホワイトバランスも色々と試してみると良いでしょう。基本的には、「晴天」や「曇天」など、撮影時の天候に合わせた設定を選択しますが、あえて「曇天」や「日陰」に設定することで、見た目と色味を変えることもできます。
また、より細かく、本格的な調整をしたい場合は、RAW形式で撮影することもおすすめです。後からホワイトバランスを自由に調整できるため、より思い通りの色調整が可能になります。
背景や構図を工夫する
同じ被写体でも、背景や構図を変えることで印象が大きく変わります。ここでは、知っておくと紅葉撮影に役立つ、代表的な構図をご紹介します。
さまざまな背景で撮影する
紅葉を引き立たせるには、背景選びが重要です。
たとえば、青空や夕焼けをバックに撮影すると、紅葉の鮮やかさが際立ち、印象的な一枚となります。一方、山や建物を背景にすると、紅葉とのスケール感の対比や風景の重なりを生むことができます。また、水面を前景に取り入れることで、反射した紅葉を活かした幻想的なイメージまで表現できます。
このように、背景を変えながら撮影すると、美しい構図を見つけやすくなります。
知っておくと役立つ構図
いくつかの基本的な構図を知っておくと、とっさの撮影にも迷わずに対応できます。ここでは、利用されることが多い三つの構図をご紹介します。これらを応用しながら、自分なりの表現を探してみましょう。
関連記事:【初心者の方必見】上手な写真を撮るための構図・アングルの基本を分かりやすく解説!
三分割構図
三分割構図は、画面を縦横それぞれ三等分し、その交点部分に主な被写体を配置する方法です。たとえば、紅葉と空の境界線などを、横の分割線に合わせて配置すると、バランスの取れた安定感のある構図になります。より広大な風景を撮影する場合は、四分割構図も利用しやすいでしょう。
対角線構図
対角線構図は、画面の対角線上に被写体を配置する構図です。被写体の動きや奥行き、ダイナミックさを表現するのに適しています。紅葉の撮影では、並木道や川の流れを対角線に沿って配置するなどの応用が考えられます。直線的な風景を見つけたら、試してみると良いでしょう。
日の丸構図
日の丸構図は、主題となる被写体を画面中央に大きく配置し、周囲の要素で囲む構図です。たとえば、風景の中で際立った一本の木を配置したり、葉のクローズアップ撮影などに活用できます。シンプルながら印象的な写真が得られる反面、メリハリがないように見える場合もあるため、背景選びには注意が必要です。
光の向きや当たり方を意識する
光の当たり方も、紅葉の印象を変える大切な要素です。ここでは、主な光の向きとその特徴をご紹介します。
順光
順光は、光が被写体の正面から当たる向きを指します。太陽を背にして撮影することで、紅葉の色を忠実に、鮮やかに表現しやすくなります。特に晴れた日の朝や夕方の柔らかい光の中で撮影することで、紅葉本来の美しい色彩を引き立たせることができます。
一方、陰影が見えにくくなるため、立体感や奥行きを表現しづらい点には注意が必要です。広大な紅葉風景や、色彩の美しさを強調したい場合に適しているといえるでしょう。
逆光
逆光は、光が被写体の後ろから当たる向きです。葉の輪郭で光が散乱し、美しい光芒を得られます。また、葉を透過する光によって、あたたかみのある雰囲気も演出できます。一方、被写体が暗くなりやすい点に注意が必要です。ディテールが影になる場合は、露出補正をプラス方向に補正するなどして、紅葉の色彩をしっかりと捉えましょう。
朝日や夕日を背景に入れた逆光撮影は、とりわけドラマチックな紅葉写真を生み出すことができます。
サイド光
サイド光は、光が被写体の側面から当たる向きを指します。陰影が強調され、葉の表面の凹凸や立体感が際立ちます。
特に朝夕の斜めから射し込む日光を利用すると、紅葉の木々が作る影と光のコントラストが印象的に映え、立体感のある美しさを表現できます。紅葉の繊細な質感や葉脈など、細部を表現したい場合にも適しています。
時間帯による光の印象の違い
時間帯によって変化する自然光の印象も、写真の雰囲気に大きく影響します。
たとえば、早朝は澄んだ空気とソフトな光によって、クリアで清澄な雰囲気の写真を撮影できます。一方、日没前のゴールデンアワーでは、幻想的で暖かみのある光の中に、紅葉が美しく浮かび上がります。また日中は、強い光の中でコントラストがはっきりし、鮮やかな色彩を捉えやすくなります。
このように、太陽光の強さや時間帯ごとの色味の変化を意識することで、写真の印象を思い描くイメージに近づけることができるでしょう。
アングルやポジションを変えてみる
カメラのアングルやポジションを変えて撮影することも、紅葉写真をより魅力的にするために有効です。たとえば、ローアングルから撮影すると、紅葉の広がりや迫力を強調できます。また、地面に近い位置からカメラを構えると、遠近感が生まれ、奥行きのある印象的な写真になります。
一方、ハイアングルからの撮影では、紅葉の広がりを俯瞰的に捉えることができます。高台や橋の上など、高い位置から紅葉を撮影すると、紅葉の絨毯のような美しさを表現できるでしょう。
落ち葉を撮影する際は、地面に近いローポジションから撮影することで、奥行きをダイナミックに表現できます。さまざまなアングルやポジションを試しながら、新しい発見や表現にチャレンジしてみましょう。
フィルターを活用する
フィルターを活用することで、紅葉写真の表現の幅を広げることができます。たとえば、PLフィルターは、水面と紅葉を撮影する際に有効です。水面の反射を抑えたり、紅葉の陰影を調整したりすることによって、よりクリアな像を得ることができます。
一方、NDフィルターは、露出オーバーになりがちな環境での撮影や、長時間露光を行いたい場合に役立ちます。たとえば、滝や川などの動きの速い被写体をあえて低速シャッターで撮影することで水の流れを滑らかに表現し、幻想的な作例を撮影するシーンなどで有用です。
これらのフィルターをうまく活用することで、より印象的で美しい紅葉写真を撮影することができるでしょう。
紅葉撮影のレンズの選び方
前述の通り、紅葉の撮影では撮影したいイメージに合わせたレンズ選びが重要です。ここでは、焦点距離や開放F値などの観点から、レンズの選び方をご紹介します。
焦点距離
紅葉撮影では、レンズによってさまざまな活躍の場がありますが、まずは広角域から標準域をカバーするズームレンズや、望遠側までカバーする高倍率ズームレンズを使ってみると良いでしょう。
焦点距離が約35mm以下の広角レンズは、広大な紅葉風景や近くの木々を大きく捉えるのに適しています。焦点距離約50mm前後の標準レンズは、スナップから風景撮影、ポートレートまで、見たままの印象を捉えることに適しています。そのため、これらの焦点距離をカバーするズームレンズは多くの場面で利用しやすいです。
一方、焦点距離約80mm以上の望遠レンズは、遠くの紅葉をクローズアップし、離れた場所から葉のディテールを捉えるのに適しています。望遠レンズも一本持っておくと、さらに表現の幅を広げることができるでしょう。
開放F値
開放F値が小さいレンズは、より明るい写真を撮りやすくなります。たとえば、開放F値がF2.8以下のレンズは、曇天や暗い森林などの暗所でも露出を確保しやすいです。また、大きく美しい背景ボケも得やすいため、葉のクローズアップやポートレート撮影にも適しています。そのため、開放F値がF2.8からF4程度のレンズがおすすめです。
重さとコンパクトさ
紅葉の撮影では、山や公園などで長時間歩き回ることが多いです。そのため、軽量でコンパクトなレンズは、登山や長時間の徒歩移動にも重宝します。特に旅行時の持ち運びを考慮する場合は、コンパクトなレンズがおすすめです。携帯性の高いレンズは常時持ち歩いても身体的ストレスになりづらく、撮影の機会も自然と増えるでしょう。
近接撮影能力
紅葉のディテールを捉えるためには、レンズの近接撮影能力も重要です。最短撮影距離が短いレンズは、葉の細部まで大きく写すことができ、紅葉の繊細な表情を捉えるのに適しています。マクロレンズがなくても、マクロレンズに近いような表現が可能になります。
オートフォーカス(AF)性能
紅葉撮影では、風に揺れる葉や変化する光の中で素早くピントを合わせることが求められるため、AF性能も考慮しておきましょう。スムーズにピントが合うレンズを選ぶことで、決定的な瞬間を逃さず撮影できます。それと同時に、AF作動時の静粛性やマニュアルフォーカスの操作性も確認しておくと良いでしょう。
タムロンのAF技術を詳しく見る >
手ブレ補正機構
手持ち撮影時の安定性を高めるために、手ブレ補正機構は非常に有用です。特に望遠レンズの使用時などは手ブレが発生しやすいため、重要な機能となります。
タムロンの手ブレ補正技術を詳しく見る >
紅葉写真におすすめのタムロンレンズ
タムロンのレンズは軽量かつコンパクトで、幅広い焦点距離をカバーした高倍率なズームレンズが多く、紅葉撮影にも最適です。ぜひ、自分にあった一本を見つけてください。
広角ズームレンズ
-
17-28mm F/2.8 Di III RXD a046(Model )
17-28mm F/2.8 Di III RXD (Model A046)は抜群の携帯性と高画質を両立させた、ミラーレス専用設計のソニーEマウント用大口径超広角ズームレンズです。クラス最小・最軽量を達成し、コンパクトで持ち運びしやすいため、街中や旅先の建造物から山岳の写真までさまざまな風景を気軽に撮影することができます。特殊硝材LD (Low Dispersion:異常低分散)レンズやXLD (eXtra Low Dispersion)レンズを贅沢に使用し、色収差を大幅に抑制。コンパクトボディながら優れた光学性能を発揮します。さらに広角端17mmでの最短撮影距離は0.19mと、超広角ならではのパースペクティブを活かした近接撮影も可能です。AF駆動には高速・精密なステッピングモーターユニットRXD (Rapid eXtra-silent stepping Drive)を搭載。加えて、簡易防滴構造や防汚コートを採用するなど、アウトドアシーンでも快適な撮影をサポートします。このレンズがフットワークを軽くさせ、あなたを新たな景色へと連れだします。
-
17-50mm F/4 Di III VXD a068(Model )
17-50mm F/4 Di III VXD (Model A068)は、静止画や動画撮影で使用用途の高い焦点距離をカバーした、超広角域17mmから標準域50mmまでをF4通しでカバーする広角ズームレンズです。ズーム全域で高い描写力を達成しており、画面周辺までクリアに描きます。AF駆動には静粛性・俊敏性に優れたリニアモーターフォーカス機構VXD (Voice-coil eXtreme-torque Drive)を採用し、高速・高精度なAFを実現。また、インナーズーム機構の採用により、ズーム時に長さが変化しないため、静止画撮影だけでなく、ジンバルなどに搭載してもバランスがとりやすく、動画撮影にも最適です。さらに、広角端で最短撮影距離0.19m、望遠端で0.3mと近接撮影能力が高く、被写体に思いきり寄れるため、様々な撮影シーンで個性豊かな一枚を撮影することができます。機動力・利便性に長けたこの1本を持ち歩けば、静止画・動画問わず、ダイナミックな風景からスナップ撮影まで、レンズ交換をせずにバリエーション豊かな撮影が可能です。
-
11-20mm F/2.8 Di III-A RXD b060(Model )
11-20mm F/2.8 Di III-A RXD (Model B060)は、大口径F2.8でありながら小型軽量と高い描写力を実現。コンパクトなAPS-Cサイズミラーレスカメラボディとのバランスもよく、普段使いとして最適です。広角端11mmでは最短撮影距離0.15m、最大撮影倍率1:4と驚異的な近接撮影能力を実現し、パースペクティブの効いたデフォルメ効果を活かしたワイドマクロ撮影が可能。また、AF駆動には静粛性に優れたステッピングモーターユニットRXD (Rapid eXtra-silent stepping Drive)を搭載しており、静止画だけでなく動画撮影にも適しています。加えて、屋外での撮影を考慮した簡易防滴構造や防汚コートを採用するなど、超広角大口径F2.8の高画質を手軽にお楽しみいただくことができる、実用性の高いレンズです。
標準ズームレンズ
-
20-40mm F/2.8 Di III VXD a062(Model )
20-40mm F/2.8 Di III VXD (Model A062)は、携帯性を徹底的に追求した、新たな大口径標準ズームレンズです。超広角20mmからはじまり、標準域の40mmまでをカバーしながら、クラス最小・最軽量のサイズ感。ズーム全域で美しい写りも実現しており、静止画撮影だけでなく、Vlogなどの動画撮影にも活躍します。静粛性・俊敏性に優れたリニアモーターフォーカス機構VXDを採用し、高速・高精度なAFを実現。静止画・動画問わず気軽に持ち出し撮影を楽しむことができる、今までにない新しい大口径標準ズームレンズです。
-
28-75mm F/2.8 Di III VXD G2 a063(Model )
28-75mm F/2.8 Di III VXD G2 (Model A063)は、高い評価を受けた28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036)から、第2世代「G2」として、さらなる進化を遂げた大口径標準ズームです。高画質・高解像を実現し、AFの高速化と高精度化を達成しました。広角端での最短撮影距離0.18m、最大撮影倍率1:2.7を実現。新デザインの採用により操作性や質感も向上しました。さらに、独自開発した専用ソフトウェアにより、レンズのカスタマイズが可能になりました。
-
17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD b070(Model )
17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD (Model B070)は、APS-Cサイズミラーレス一眼用の大口径標準ズームレンズです。普段使いに最適な17-70mm (35mm判換算:25.5-105mm相当)、ズーム比4.1倍を実現。画面全域において高い解像性能を維持します。また、手ブレ補正機構VCの搭載や、静かで滑らかなAF、フォーカスブリージングを抑えて快適な動画撮影をサポートします。大口径F2.8の高画質を静止画と動画、双方の撮影で手軽に楽しめる実用性の高いレンズです。
高倍率ズームレンズ
-
28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD a071(Model )
これまでタムロンが培ってきた高倍率ズームレンズの技術力やノウハウを注ぎ込み、28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD (Model A071)は誕生しました。高倍率ズームとしては世界初となるF2.8スタートの明るさを確保。広角端28mmから望遠端200mmにいたるズーム全域においても高い描写性能を実現します。
-
28-300mm F/4-7.1 Di III VC VXD a074(Model )
タムロン28-300mm F/4-7.1 Di III VC VXD (Model A074)は、ズーム倍率10.7倍でコンパクト、汎用性に優れたソニー Eマウント用高倍率ズームレンズです。フルサイズミラーレス一眼カメラ用高倍率ズームレンズとして、クラストップレベルの高画質を誇り、高速・高精度AFのVXDと、手ブレ補正機構VCを搭載。レンズ交換不要であらゆる「撮りたい」に対応できる、行動派レンズです。
-
18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD b061(Model )
18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD (Model B061)はズーム比16.6倍を実現し、AF駆動には静粛性・俊敏性に優れたリニアモーターフォーカス機構VXDを搭載。特殊硝材をバランスよく配置したことで、画面の中心から周辺まで高い描写性能を維持し、クラストップレベルの高画質を実現しています。優れた近接撮影能力と手ブレ補正機構VCも搭載。広角から超望遠まで高画質を手軽にお楽しみいただくことができる、実用性の高いレンズです。