2024.07.19
写真家 アオイ氏がタムロン50-300mm F4.5-6.3 (Model A069)ソニー Eマウントで撮る、子供の運動会
写真家 アオイ氏がタムロン50-300mm F4.5-6.3 (Model A069)ソニー Eマウントで撮る、子供の運動会
最近、写真を撮りましたか?
年にわずか数回の方から、毎日スマホで撮る方までいると思います。
今回のテーマは "子供の運動会" 。スマートフォンが進化した2024年の今でも、スポーツ撮影のジャンルはミラーレスカメラ、一眼レフでなければ撮れないでしょう。その時感じたイメージをそのまま写真に残すことは難しいと思うかもしれませんが、機材とセッティングを合わせれば意図した撮影が可能です。運動会撮影には、事前の準備が大切です。さっそく、今回は運動会撮影にぴったりのタムロン50-300mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD (Model A069)ソニー Eマウント用で撮影した写真を見ながらイメージしていきましょう。
一枚目の写真 焦点距離:300mm 絞り:F6.3 シャッタースピード:1/500秒 ISO感度:250 使用カメラ:Sony α1
子供が何組目の何コースを走るのか、この事前情報がとても大切です。あらかじめリサーチしておきましょう。
わからなければ、その時にある情報のみで戦うのみ。様々な情報を総合的に判断して撮影ポジションを決めます。
迷ったら直感を信じて決めてください。
まずは200mmぐらいで全身が撮れる撮影位置がおすすめです。
この距離をベースにして、あとはレンズのズームを使ってバリエーションを撮っていきましょう。
200mmでお隣さんと一緒に。
300mmで子供ひとりバージョン。
走っているときは150~200mmぐらいを調節しながら撮ります。
300mmまであるとかなり迫力のある写真が撮れます。
時に迫力が出過ぎることがあるので、ズームにはそれなりな加減をしながら寄り引きしてみてください。
私は普段70-200mmクラスのズームレンズをよく使用しています。今回この50-300mmを使ってみて、素直に欲しいと思えるレンズでした。一日中撮影するなら絵柄のバリエーションが欲しくなりますが、上記で見ていただいたような写真をレンズ交換なしで撮ることができました。50mmから300mmという対応幅の広さは、すばらしく良いです。
こういったイベント撮影で最も大切なのはシャッターチャンスです。レンズ交換は大切なシャッターチャンスを撮り逃す大きな要因のひとつ。レンズ交換せずに50mmの標準域から200を超えて300mmの望遠にまで対応してくれる。
細かい話をすると、50mmと70mmは意外と世界観が変わってきます。撮影ポジションをうまく見つけられれば50mmでもワイドレンズのようにいろんな要素を入れた写真が撮れます。
また、200mmと300mmのでは写真の迫力に違いが見えます。保育園、小中学校だと300mmあれば十二分に迫力を出すことができます。初めての望遠レンズを選ぶ方、70-200mmクラスの画角延長線を求める方にもオススメできるレンズです。
動体を撮れるか、撮れないか。そこにレンズの性能は大きな要素です。この点においても50-300mmは俊敏なAFの動きで撮り手を納得させてくれました。画質に関しても子供の笑顔を撮るのにぴったりです。
最後に、大切な機材の重さについて。
首からカメラを下げた時、その軽さを実感しました。これはとても助かります。
カメラを構えた時も、その軽さを感じることでしょう。翌日の疲れの少なさからも軽量コンパクトっていいなと思うわけです。
今回は運動会撮影でしたが、イベントごとに限らず是非このレンズでいろんな写真を残してみてください。
記事で紹介された製品
-
50-300mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD a069(Model )
50-300mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD (Model A069)は、70-300mm使用時の「広角側が少し物足りない」の声に応え、広角側を50mm始まりに。望遠域300mmまでカバーしながらも非常にコンパクトなサイズを実現しています。また、50-300mm全域で高画質を達成。静粛性・俊敏性に優れたリニアモーターフォーカス機構VXD (Voice-coil eXtreme-torque Drive)や手ブレ補正機構VC (Vibration Compensation)の搭載により、あらゆる撮影を強力にサポートします。さらに、広角端では最短撮影距離0.22m、最大撮影倍率1:2の高い近接撮影能力で、存分にハーフマクロの世界を楽しめます。気軽に本格的な撮影が楽しめるこの万能ズームレンズが、作品づくりの可能性を広げます。