2023.11.21
写真家HARUKI氏が、新製品タムロン17-50mm F4 (Model A068)とめぐる、北海道の旅スナップ
写真家HARUKI氏が、タムロン 17-50mm F/4 Di III VXD (Model A068)で撮影した魅力的な北海道の旅スナップをぜひご覧ください。
一枚目の写真 焦点距離:17mm 絞り:F4 シャッタースピード:0.6秒 ISO感度:400 使用カメラ:Sony α7R Ⅴ
ありそうでなかった超広角17mmから標準50mmまでの画角を開放F4通しでカバーするユニークなズームレンズ。嬉しい特徴はコンパクトなだけでなく、近接撮影が可能であること、インナーズーム機構でズーミングによるバランスが変わらないのは撮影していて本当に快適です。超広角ズームなのであまり期待していなかった逆光耐性にも強いのは良い意味で裏切られました(笑)。フィルター径φ67mmも、コンパクトなだけではなくフルサイズミラーレス用シリーズの他のレンズ群と共通しているので利便性に富んでいます。
ボクがメイン被写体としている人物撮影を試みる機会が今回は無かったのが残念ですが、絞り開放でいろんな場面で撮影した結果から人物撮影にも向いていることは推測されます。
ダイナミックな広がりを見せたい風景写真から背景をボカして表現する人物ポートレート、そして近接撮影まで、この1本で多くのシーンを捉えることが可能な「小さな巨人」です。
HARUKI HARUKI
広島市生まれ。大学卒業後、上京しフリーランスとしてポートレート撮影を中心に活動。「第35回朝日広告賞・表現技術賞」「100 Japanese Photographers」「パルコ期待される若手写真家展」等に選出、個展多数開催。近年は世界各国でのスナップショット撮影やエッセイも執筆。プリント作品は国内外の美術館などに収蔵。九州産業大学芸術学部・客員教授、長岡造形大学・非常勤講師、日本写真家協会正会員。
記事で紹介された製品
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17-50mm F/4 Di III VXD a068(Model )
17-50mm F/4 Di III VXD (Model A068)は、静止画や動画撮影で使用用途の高い焦点距離をカバーした、超広角域17mmから標準域50mmまでをF4通しでカバーする広角ズームレンズです。ズーム全域で高い描写力を達成しており、画面周辺までクリアに描きます。AF駆動には静粛性・俊敏性に優れたリニアモーターフォーカス機構VXD (Voice-coil eXtreme-torque Drive)を採用し、高速・高精度なAFを実現。また、インナーズーム機構の採用により、ズーム時に長さが変化しないため、静止画撮影だけでなく、ジンバルなどに搭載してもバランスがとりやすく、動画撮影にも最適です。さらに、広角端で最短撮影距離0.19m、望遠端で0.3mと近接撮影能力が高く、被写体に思いきり寄れるため、様々な撮影シーンで個性豊かな一枚を撮影することができます。 機動力・利便性に長けたこの1本を持ち歩けば、静止画・動画問わず、ダイナミックな風景からスナップ撮影まで、レンズ交換をせずにバリエーション豊かな撮影が可能です。