2023.09.21
写真家 グリン・ラベンダー氏がタムロン17-50mm F4 (Model A068)で捉えたオーストラリアの魅力に彩られたシティスナップ
最近のミラーレスカメラの大きな特徴の1つは、昔のカメラに比べてコンパクトであること。せっかくコンパクトなカメラボディを手に入れたのに、大きなレンズだと大きなバッグを持ち歩かなければならず、それでは意味がない。そのため、私はレンズのサイズ感はとても重要だと考えています。
今回の撮影で使用した新製品タムロン17-50mm F/4 Di III VXD (Model A068) ソニー Eマウント用が届いたとき、このレンズは私が求めていた真のオールラウンダーレンズだと確信して喜びました。
私は、超広角レンズで撮影することがとても好きで、特に狭い道や車道の遠近感を好んでいます。ですが、ほとんどの超広角レンズは望遠側で35mmまでしかなく、私が撮りたいと思った画にはいつも少し足りないということが何度もありました。
新しいタムロン17-50mm F4は、そんな不満を解消してくれました。望遠側が35mmから50mmになることで大差ないように感じる方もいるかもしれませんが、人物撮影が好きな人ならこの差がいかに大きいかお分かりいただけると思います。
トラベルフォトグラファーとして私が好きなものの1つは、人ごみの、見知らぬ路地や小道を歩くことです。この新しいタムロン17-50mm F4では、17mmにズームアウトして、広々とフレームいっぱいに使って撮影し、24mm、35mm、50mmとズームインして、写真を通してストーリーを伝えるために一部を切り抜くなどの撮影することもできました。 このように様々な撮影が1本でできるレンズがあれば、レンズ交換の手間が省け、いつでも特別な一枚が撮れます。
撮影を終え、最もやりがいを感じる瞬間は、イメージしていた作品がすべて撮影されていることです。より多くの作品を1本で手に入れられるこのレンズは、私の要求を全て満たしてくれる、とても素晴らしいレンズでした。
Glynn Lavender グリン・ラベンダー
クリエイティブ フォト ワークショップスのオーナー。オーストラリアと米国の写真業界で、35年以上にわたり名を馳せている。ベトナム、インド、バングラデシュ、アフリカ、ミャンマーなど、国外で写真撮影ツアーやイベントを開催。さらにデジタル・イメージング・マーケティング・アソシエーションの会長、フォト・マーケティング・アソシエーションの地域副会長、タムロンをはじめ複数のブランドのアンバサダーを務めている。
記事で紹介された製品
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17-50mm F/4 Di III VXD a068(Model )
17-50mm F/4 Di III VXD (Model A068)は、静止画や動画撮影で使用用途の高い焦点距離をカバーした、超広角域17mmから標準域50mmまでをF4通しでカバーする広角ズームレンズです。ズーム全域で高い描写力を達成しており、画面周辺までクリアに描きます。AF駆動には静粛性・俊敏性に優れたリニアモーターフォーカス機構VXD (Voice-coil eXtreme-torque Drive)を採用し、高速・高精度なAFを実現。また、インナーズーム機構の採用により、ズーム時に長さが変化しないため、静止画撮影だけでなく、ジンバルなどに搭載してもバランスがとりやすく、動画撮影にも最適です。さらに、広角端で最短撮影距離0.19m、望遠端で0.3mと近接撮影能力が高く、被写体に思いきり寄れるため、様々な撮影シーンで個性豊かな一枚を撮影することができます。 機動力・利便性に長けたこの1本を持ち歩けば、静止画・動画問わず、ダイナミックな風景からスナップ撮影まで、レンズ交換をせずにバリエーション豊かな撮影が可能です。