2024.08.29
写真家 半田 菜摘氏がタムロン50-400mm F4.5-6.3 (Model A067)ニコン Z マウント用で撮影した北海道の野生動物
写真家 半田 菜摘氏がタムロン50-400mm F4.5-6.3 (Model A067)ニコン Z マウント用で撮影した北海道の野生動物


林道を歩いている途中に出会ったキタキツネ。望遠端400mmを使い被写体と距離を取ることで、こちらを警戒しない自然な表情を撮影することができました。毛の一本一本が鮮明に描写されています。
田んぼの上を縦横無尽に素早く飛ぶチゴハヤブサを見つけました。目線の高さだけではなく頭上高くを飛ぶこともあります。コンパクトで軽量化されたこのレンズは取り回しが良く、上下左右に被写体が飛んでもストレスなくその姿を捉えることができました。
西陽に染まる景色の中こちらを見ている雄のエゾシカ。強い光でほぼ逆光でしが、オートフォーカスが迷うことなく撮影できました。光に照らされ浮かび上がったヒゲや袋角の産毛まで描写されていることに驚きました。
海面を走りながら飛び立つケイマフリ。岸壁の影になっていたため暗い条件でしたが、シャッターチャンスを逃しません。チャームポイントの赤い足もしっかり写っていました。
雄のオシドリが木陰で羽を休ませていました。チラチラと葉の隙間に光が入っていたので、玉ボケを背景にしてみました。美しいボケと羽のディテールの高い描写力を示す1枚になりました。
日本最大のキツツキ、クマゲラがキョーンと鳴きながら飛んできたため目で追うとそこには巣穴がありました。夏の森は意外と暗く、シャッター速度が稼げないシチュエーションもしばしば。突然の出会いで三脚もない状態でしたが、タムロン独自の手ブレ補正機構のサポートで、無事手持ちで撮影することができました。
野原にいたエゾユキウサギ。ほふく前進で少しずつ距離を詰めて望遠端400㎜でアップ寄りの撮影をしていましたが、曇り空から一変、突然雲間から青空が広がりました。夏らしい青空も絡めて撮影したいと思い、広角端50㎜へ。1本のレンズで臨機応変に作風を変えられる万能さはありがたいです。
記事で紹介された製品
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50-400mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD a067(Model )
50-400mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD (Model A067)は、広角端50mm始まりでズーム比8倍、フルサイズミラーレス一眼カメラ対応の超望遠ズームレンズです。50-400mm全域で妥協のない高画質を実現するレンズでありながら、100-400mmクラス同等の小型・軽量サイズを達成。リニアモーターフォーカス機構VXD、手ブレ補正機構VCを搭載し、スポーツや野鳥などの撮影で、被写体の動きに素早くピントを合わせられます。近接撮影能力にも優れ、被写体に存分に近づいたハーフマクロ撮影も可能です。Model A067は、圧倒的な高画質と機動力を兼ね備えた新しい超望遠ズームレンズです。