2022.10.04
写真家 八雲 いつか氏がソニー Eマウント用大口径標準ズーム、タムロン20-40mm F2.8 (Model A062)で撮るロンドンの街スナップ
9年ぶりのイギリスへ。今回の旅には、世界に先駆けてウイルスに伴う入国規制を撤廃した国を選びました。ロンドンに無数にあった赤い電話ボックスはほぼ無くなり、丸みを帯びたタクシーは電気自動車に代わり、曲線でデザインされたユニークなビルが林立し、全てのレストランにはヴィーガン向けのメニューがあり、さらにはヴィーガン向けのメニューだけで構成されている店も増えていることに、近未来を感じました。
旅に携行したレンズは、タムロン 20-40mm F/2.8 Di III VXD (Model A062)。F2.8のズームレンズがこんなにも小さくなったのかと、レンズ設計にも近未来を感じます。20-40mmという画角は、人物と背景の収まりを微妙にも絶妙にもコントロールしやすく、SNS向けの自撮りをはじめ様々な撮影に重宝すること間違いないと思いました。
そして画質においても、特に周辺までの高解像が小型サイズのレンズと組み合わせできているのは、タムロンならではでしょう。撮った部分を等倍まで拡大して観てこそ面白い、と新たな楽しみを見出せます。
ズームレンズのコンパクト化によって、旅はより自由になり、多くの景色と人に出会えます。その旅で撮影したものを未来にまた観ることで、二度目のロンドン旅を味わえると期待して撮ってきました。
Itsuka Yakumo 八雲 いつか
写真家、グラフィックアーティスト。広告代理店勤務を経て独立。広告・舞台写真・映像制作・CI・プロダクトデザイン・ドキュメンタリー等、その活動分野が業種・国境・メディアの枠を超える仕事が多い。アニマルライツ活動に取り組み、自身もVEGAN。東京渋谷に猫と暮らす。
記事で紹介された製品
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20-40mm F/2.8 Di III VXD a062(Model )
20-40mm F/2.8 Di III VXD (Model A062)は、携帯性を徹底的に追求した、新たな大口径標準ズームレンズです。超広角20mmからはじまり、標準域の40mmまでをカバーしながら、クラス最小・最軽量のサイズ感。ズーム全域で美しい写りも実現しており、静止画撮影だけでなく、Vlogなどの動画撮影にも活躍します。静粛性・俊敏性に優れたリニアモーターフォーカス機構VXDを採用し、高速・高精度なAFを実現。静止画・動画問わず気軽に持ち出し撮影を楽しむことができる、今までにない新しい大口径標準ズームレンズです。