2022.11.17
スポーツフォトグラファー 小川 和行氏が、超望遠ズーム タムロン50-400mm F4.5-6.3 (Model A067)で少年野球を撮る
スポーツフォトグラファー 小川 和行氏が、超望遠ズーム タムロン50-400mm F4.5-6.3 (Model A067)で少年野球を撮る
初めて寄稿させていただきます。小川 和行と申します。日頃はパラスポーツを軸にさまざまなスポーツの撮影を行なっています。
今回は、タムロン 50-400mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD (Model A067)を使って少年野球を撮影しました。少年野球は日本中どこでも見られる光景で、スポーツの出発点とも言えます。プロスポーツは選ばれたアスリートで構成され、またそのエンタメ性からも非日常を演出された空間。そんなプロスポーツの現場とは違って、少年野球は日常と非日常が混ざり合う場所だと思いました。だからこそ標準と言われる50mmから超望遠の400mmまでを網羅するこのレンズ一本があれば、日頃の練習風景のスナップから、真剣勝負の舞台まで幅広く対応できます。
今回はソニー α1に50-400mm F4.5-6.3をつけて、練習試合にお邪魔しました。少年野球の非日常側を表現できるような撮影をしてみましたのでご覧ください。
一枚目の写真 焦点距離:365mm 絞り:F6.3 シャッタースピード:1/1000秒 ISO感度:1600 使用カメラ:ソニー α1
野球の醍醐味を感じられるバッティング。インパクトの瞬間をとらえるのは難しいものですが、カメラを少し斜めに構えてバットの先まで入るように意識しました。
ソニー Eマウント用
50-400mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD (Model A067)は、広角端50mm始まりでズーム比8倍、フルサイズミラーレス一眼カメラ対応のソニー Eマウント用超望遠ズームレンズです。50-400mm全域で妥協のない高画質を実現するレンズでありながら、100-400mmクラス同等の小型・軽量サイズを達成。リニアモーターフォーカス機構VXD、手ブレ補正機構VCを搭載し、スポーツや野鳥などの撮影で、被写体の動きに素早くピントを合わせられます。近接撮影能力にも優れ、被写体に存分に近づいたハーフマクロ撮影も可能です。Model A067は、圧倒的な高画質と機動力を兼ね備えた新しい超望遠ズームレンズです。
スポーツを撮るうえで望遠側での開放F6.3はやや暗く、シャッタースピードを確保するためにISO感度をあげ、絞りは開放付近で使います。そのため、ズームレンズの場合は多少のノイズを覚悟した上で、しっかりと描写してくれることを望みますが、最近はカメラの高画素化も相まって、レンズに求められる解像力はより高まっていると言えます。
50-400mm F4.5-6.3を使ってみて、最近の望遠ズームってこんなによく写るの?というのが驚きでした。超望遠をこの軽さで実現しながら開放からこの描写。これならいちいち小難しく考えずに、その場で撮ろうと思ったものを素直に撮れると思えました。ズームレンズだと、つい画角内で被写体を上下ピッタリに合わせたくなってしまうこともあります。しかし、そういった使い方だけでなく、大きく写すことで表現できることもたくさんあります。今回は少年たちの真剣な眼差しを強調できるような写真を撮りたいと考えました。
記事で紹介された製品
-
50-400mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD a067(Model )
50-400mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD (Model A067)は、広角端50mm始まりでズーム比8倍、フルサイズミラーレス一眼カメラ対応の超望遠ズームレンズです。50-400mm全域で妥協のない高画質を実現するレンズでありながら、100-400mmクラス同等の小型・軽量サイズを達成。リニアモーターフォーカス機構VXD、手ブレ補正機構VCを搭載し、スポーツや野鳥などの撮影で、被写体の動きに素早くピントを合わせられます。近接撮影能力にも優れ、被写体に存分に近づいたハーフマクロ撮影も可能です。Model A067は、圧倒的な高画質と機動力を兼ね備えた新しい超望遠ズームレンズです。