2022.08.29
写真家むらいさち氏がタムロン17-70mm F2.8 (Model B070)と旅するリゾートアイランド・サイパン
みなさん、こんにちは!写真家のむらいさちです。水中からオーロラまで地球の美しく輝く瞬間を撮影しています。
今回は久々の海外ロケ、マリアナ諸島のサイパンに行ってきました。パンデミック後、初の海外になりました。2年半ぶりの海外、何度も訪れているサイパンですが、今の自分の目にどう映り、どう感じるのか?とても楽しみでありました。
そんな今回の旅の相棒に選んだのが、タムロン 17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD (Model B070)。海外ロケでは荷物が多くなるので、ズームレンズをメインに持っていきます。17-70mm(35mm判換算25.5mm-105mm)という広い焦点距離をカバーしてくれるこのレンズはとてもありがたいです。
そして、「軽くて小さい」というのも、一日あちこちを駆け回るロケでは助かります。
では、実際どんな写真が撮れ、どんな感想を抱いたのか?そんなお話をしていこうと思います。
一枚目の写真 焦点距離:17mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/440秒 ISO感度:800 使用カメラ:X-T2 フィルムシミュレーション:VELVIA
感動や気持ちの高揚をそのまま写し込む。僕がとても大切にしていることです。ここは大好きなオブジャンビーチ、青い海・青い空・白い砂浜にヤシの木、もう最高です。こんな景色に出会いたくて僕は写真家になったのだと改めて思わせてくれた瞬間でした。その感動を、レンズをズームしながら自由に自分なりに切り取っていく。これがズームレンズの良さ。
今回の旅で初めてこのレンズを使ったのですが、僕の撮影スタイルととても相性が良かったです。海外の取材では、とにかくいろいろなものを撮影します。撮影時間にも限りがありますし、出来れば撮影に集中したいのでレンズは交換したくありません。そんな時この17-70mm F/2.8 Di Ⅲ-A VC RXD (Model B070)ならば、引きの風景、寄りの食事や花、ボケを生かしてポートレートも撮れてしまうという何とも万能なレンズで、取材中も多くのカットをこのレンズで撮影しました。正直使う前は標準ズームレンズで個性を出すのって難しいなと、少し不安でもありましたが、このレンズで十分作品も撮れました。そして最後にどんな状況でも安定して美しい絵を出してくれるタムロンへの信頼感が、このレンズでもしっかり実感できました。このレンズを持って、次の旅に出たい、今はそんな気持ちです。
撮影協力:マリアナ政府観光局、マリンダイビングウェブ
Sachi Murai むらいさち
ゆるふわ写真家。沖縄県座間味村観光大使。 沖縄県座間味村でのダイビングガイドを経て写真の世界へ。ダイビング雑誌社のカメラマンを経て独立。 水中から夜空のオーロラまで、地球上のあらゆる場所で、自身のテーマである「しあわせのとき」を求め、独自の感性で撮影を続けている。 2024年3月には、オリンパスプラザ台北にて写真展「Earth Colors」を開催予定。 国内では、2024年5月に東京、フジフイルムスクエアにて、札幌では7月、大阪では8月に、水中写真展「FantaSea」を開催予定。写真集も発売予定。詳細はむらいさちSNSにて。 著書:「ALOHEART」、「LinoLino」、「きせきのしま」、「FantaSea」、「しあわせのとき」、「Life is Beautiful」、「Earth Colors」、「よるのこどものあかるいゆめ」
記事で紹介された製品
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17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD b070(Model )
17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD (Model B070)は、APS-Cサイズミラーレス一眼用の大口径標準ズームレンズです。普段使いに最適な17-70mm (35mm判換算:25.5-105mm相当)、ズーム比4.1倍を実現。画面全域において高い解像性能を維持します。また、手ブレ補正機構VCの搭載や、静かで滑らかなAF、フォーカスブリージングを抑えて快適な動画撮影をサポートします。大口径F2.8の高画質を静止画と動画、双方の撮影で手軽に楽しめる実用性の高いレンズです。