2021.04.20
写真家 小川 遼氏がタムロン17-70mm F2.8 (Model B070)ソニー Eマウント用で撮影する桜ポートレートと旅スナップ
こんにちは!東京を拠点にポートレート・広告写真を中心に撮影している写真家のRyo Ogawa/小川遼です。
旅先や人通りの多い街中で撮影する際、いろんな画角で撮影したいけど、レンズ交換を面倒に感じたことはないでしょうか?場所やシチュエーションによっては交換が難しいこともあるかと思います。
APS-Cサイズミラーレス用大口径標準ズーム TAMRON 17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD (Model B070)は、17-70mmの広範囲な焦点距離に加え、F2.8通しを実現した高性能レンズです。質量も525gと超軽量で持ち運びやすさも抜群です。
今回は私が普段使用しているSONY フルサイズミラーレス一眼カメラ α7 IIIとの組み合わせで、ポートレートから旅先での写真まで幅広く撮影してきました。
一枚目の写真 焦点距離:39mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/640秒 ISO感度:125
人物メインやその場所だからこその風景、旬なモノを取り入れた写真など、臨機応変に対応できる性能が備わる17-70mm F2.8レンズ。フルサイズ換算すると25.5-105mm相当で、標準域から中望遠域までをカバーします。
最初の1枚はボートを漕ぎながら、目の前にきた桜と人物を開放値で撮影しています。漕ぎながら「ここだ!」と思った瞬間にとっさにカメラを向けましたが、幅広い焦点距離とコンパクトさのおかげで難なくモデルの方の表情・ピントをしっかり捉えられました。シチュエーションに制限されない性能に惚れ惚れします。
シーンは変わりますが、旅先やお散歩などでどこかへ出かける時、できるだけ荷物を減らして撮影したい。そんな時に重要視するのはレンズのコンパクトさです。TAMRON 17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD (Model B070)は質量525gと軽量で機動性が高く、首からずっとぶら下げていても負担になりません。手で持ち歩いていても「ズームレンズでこの軽さ?」と何度も思うくらいです。ふと目にとまったシーンでいいなと思った瞬間にすぐ撮影でき、撮る場所を選ばない17-70mmズームの魅力に、写真を始めた頃の無我夢中だった初心を思い出しました。その時その時の自分好みの画角を見つけ、切り取れる感覚がたまりません。
この17-70mm F2.8レンズを手にし、「大口径F2.8でこんなに軽量なんだ…!」と率直に思いました。人混みの中やボートの上など、様々な場所で撮影しましたが、機材が限定されるシチュエーションやレンズ交換が難しい場所でもこの1本があれば対応できますし、ポートレートにおいても寄りから引きまで幅広く撮影できます。手ブレ補正機能も搭載されていて、且つ瞳AFが対応しているカメラであればピント合わせも心強いです。片手で持ち歩けるほどのコンパクトさなので、ちょっとしたお出かけや旅先でもこの1本があればきっと素敵な思い出がたくさん切り取れること間違いなしです。
このレンズはAPS-C用ですが、今回自分が撮影したようにフルサイズ機をお持ちの方にもオススメのレンズですし、APS-Cサイズミラーレス機をお持ちの方は絶対に持っておいた方がいい1本だと断言できます。
「あの時、あの画角でも撮っておきたかった」といった後悔が一切無くなる、万能なレンズだと思います。
記事で紹介された製品
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17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD b070(Model )
17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD (Model B070)は、APS-Cサイズミラーレス一眼用の大口径標準ズームレンズです。普段使いに最適な17-70mm (35mm判換算:25.5-105mm相当)、ズーム比4.1倍を実現。画面全域において高い解像性能を維持します。また、手ブレ補正機構VCの搭載や、静かで滑らかなAF、フォーカスブリージングを抑えて快適な動画撮影をサポートします。大口径F2.8の高画質を静止画と動画、双方の撮影で手軽に楽しめる実用性の高いレンズです。