2021.10.14
写真家 関 一也氏がタムロン28-75mm F2.8 G2 (Model A063)で実感した、第2世代「G2」の妥協のない作品づくりを実現する描写性能
写真家 関 一也氏がタムロン28-75mm F2.8 G2 (Model A063)で実感した、第2世代「G2」の妥協のない作品づくりを実現する描写性能
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撮影に自由を求めるならF2.8の高性能な標準ズームが最適です。ポートレート撮影でのボケ味や、星景撮影での描写力など、F2.8であればその実力を充分発揮します。今回使用したタムロン28-75mm F/2.8 Di III VXD G2 (Model A063)は、28mm広角から75mmの中望遠までをカバーしているので、風景や星景をはじめ、スナップ、ポートレートにも最適な画角となっています。さらにこのレンズは、広角端で最短撮影距離0.18m、最大撮影倍率1:2.7を実現していることから近接撮影も可能なので、自由度がより高く、表現の幅も広がります。フィルター径は67mmでコンパクトなのも魅力。常に使いたくなるサイズ感です。
使用してみて一番安心できたのがその描写性能です。解像感に関しては、レンズの性能を示すMTF曲線図を見ても分かる通り開放F2.8から素晴らしく、実写においても周辺までしっかり解像します。妥協のない作品作りを求める人には是非おすすめしたいレンズです。AF駆動はリニアモーターフォーカス機構VXDが採用されていることで、高速で移動する鳥にも正確に合わせてくれました。
描写を妥協せず、「撮れ高」を求めたいという方には、28-75mm F2.8 G2 (Model A063)は見逃せないレンズです。