2020.10.26
写真家 清田 大介氏がタムロン 17-35mm F2.8-4 (Model A037)と35-150mm F2.8-4 (Model A043)で撮影した、全9作品を公開
僕の撮影現場はファッションやアーティスト写真が多く、屋外からスタジオ内まで非常にバリエーションに富んでいます。現場の広さや環境光が予想できない上に、撮影時間が限られている中でカット数を求められますので、撮影テンポは非常に重要なものとなってきます。
そういったあらゆる場面に対応するため、TAMRON 17-35mm F/2.8-4 Di OSD(Model A037)、およびTAMRON 35-150mm F/2.8-4 Di VC OSD(Model A043)は必ず持っていきます。これらのレンズは軽量で撮り回しが良く、欲しい画角にすぐに切り替えが可能です。コミュニケーションをとりつつ現場の雰囲気や状況を壊すことなく撮影が出来ます。
今回の受賞作品はロリータブランドさんとのコラボ作品で、和洋中のそれぞれのコンセプトが融合された衣装をスタイリングしてもらいました。
木枯らしが強く、葉っぱが渦を作るような冬の現場で、これからの未来に強く立ち向かう女性のイメージ・決意のようなものを作品に込めています。寒くまた一瞬で状況が変わりやすい現場なので、空気感や集中力を壊さないためにズームレンズですべて撮りきっています。
この時は、写りすぎては困る背景を大きくぼかしながら、85mm~150mmの画角感を背景とのバランス、表現したいもの(商品なのか?モデルさんなのか?空気感なのか?)を即座に切り替えて撮影しています。
記事で紹介された製品
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35-150mm F/2.8-4 Di VC OSD a043(Model )
35-150mm F/2.8-4 Di VC OSD (Model A043)は、撮影テンポをレンズ交換によって乱されることなく、さまざまな構図でポートレート撮影を自由に楽しむために生まれたズームレンズです。F値は広角端35mmでF/2.8、望遠端150mmにおいてもF/4の明るさを確保。望遠ズームでありながら長さ124.3mmとコンパクトなボディは、持ち運びにも便利です。