2019.11.22
写真家 中藤 毅彦氏がタムロンSP 35mm F1.4 でキューバの街並みやスナップを撮影。未公開カットを含む全12カットを公開
TAMRON SP 35mm F/1.4 Di USD (Model F045)は、大口径単焦点ならではの豊かな描写力を持った、タムロンの新たなフラッグシップレンズです。
特に印象的なのが絞り開放でのアウトフォーカスの描写です。ピントの合った部分は極めてシャープ、そこからなだらかに柔らかく溶けてゆくボケ味は、このレンズでしか表現し得ない次元の異なる描写力といえます。
また、透明感のある素直な画質は、近寄ったときのボケ味を活かしたポートレートや、限られた光量の中での繊細な色彩や光を捉える夕景などの撮影に最適で、積極的に絞りを開けて撮りたくなるレンズでした。
もちろん、絞った時の解像力も抜群なので、絞りによる描写の変化も存分に楽しめます。丁寧に作り込まれたシンプルで上質な外装も好印象で、SP 35mm F/1.4は高級レンズを使う喜びをユーザーにもたらしてくれる1本です。
Takehiko Nakafuji 中藤 毅彦
1970年、東京生まれ。写真家。ギャラリー・ニエプス代表。東京ビジュアルアーツ写真学科卒業。モノクロームのストリートスナップを中心に作品を発表し続けている。主な写真集に「STREET RAMBLER」「Paris」「Sakan,Matapaan-Hokkaido」「Night Crawler」ほか。個展・グループ展、国内外にて多数。第二十九回東川国際写真フェスティバル特別作家賞受賞, 第二十四回林忠彦賞受賞
記事で紹介された製品
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SP 35mm F/1.4 Di USD f045(Model )
「写真を愛する人に最高の一枚を届けたい」。タムロンレンズに共通するその想いを突き詰めたとき、SP 35mm F/1.4 Di USD(Model F045)のコンセプトは生まれました。SP (Superior Performance)シリーズ40周年の節目に発売されるにふさわしい最上級の描写力を持ったレンズ、それがModel F045です。込めたのは美しさへの信念。息を呑むキレ味と、やわらかなボケ味。画質へのこだわりがここに結実。意志を撮る。覚悟を写す。