2018.02.20
写真家 若子jet氏の超望遠高倍率ズーム18-400mmレンズ1本で迫力の動物写真を撮る
先日「18-400mm F/3.5-6.3 Di II VC HLD」(Model B028)の発売直前となる、体験撮影セミナーで講師を担当させていただきました、写真家の若子jetです。 暑い中お集まりいただいた参加のみなさま、誠にありがとうございました。
今回は体験撮影セミナーにて、皆さんと一緒に撮影したものをご紹介したいと思います。
18-400mm F/3.5-6.3 Di II VC HLD(Model B028)は、APS-Cサイズ相当デジタル一眼レフカメラ専用の高倍率ズームレンズ。世界初の18-400mm(35mm判換算28-620mm相当)の焦点距離をカバーしています。
望遠側の描写に期待が集まっていましたので、多くの動物を特に望遠側の400mm(35mm判換算620mm相当)で狙ったところ、写し出される画に圧倒されてしまいました。 体の輪郭やディティール、毛並みまでも、望遠側での圧縮効果、引き寄せ効果を多く得られます。 高画質を保ちながら迫力のある画を捉えることができました。描写も美しく、息をのむほど。 また、フレアやゴーストを抑えることによって、クリアでより抜けの良い画質を実現しています。
一枚目の写真( 焦点距離:400mm 絞り:F/9 シャッタースピード:1/2000秒 ISO感度:500)
気持ちよく水面を泳ぐホッキョクグマ。 瞬間的に水面からお顔を出してくれたので、嬉しくて思わずシャッターを切りました。 勢いよく顔を振って飛び散る水しぶき、それと共に揺れる毛並みなど、瞬間的に捉えることが出来ました。
18-400mmは、近くにいる動物も、近寄れない遠くにいる動物もダイナミックにおさめることのできる幅広い焦点距離のレンズなので、自分の表現したい距離感で動物を捉えることが可能です。 体験撮影セミナーでの限られた時間の中で、レンズ1本で様々な撮影表現を楽しむことができまし た。
また、「18-400mm F/3.5-6.3 Di II VC HLD」(Model B028)は、レンズ全長121.4mm、質量705gと小型軽量です。 カメラバックにはカメラボディと1本のレンズのみで出かけることもできるので、撮影時だけでなく 持ち歩きの軽量化にもなり、嬉しいです。 動物園や水族館などの撮影では三脚が使用不可の箇所なども見られる中、コンパクトかつVC機能(手ブレ補正)のおかげでサクサクとアクティブに撮影ができる事がとてもありがたいです。 動物の動きが読み難い場合でも、瞬間的に水面に顔を出してくれた表情を捉えることが出来ました。
また動物園園内を歩いていると、夏場の動物園は至る所で散水されていたり、シロクマが勢いよく水を吹き飛ばします。そんな中でも簡易防滴があるおかげで、水しぶきなどを気にせずに集中して撮影に挑めました。
さて7月20日に発売となった「18-400mm F/3.5-6.3 Di II VC HLD」(Model B028)、 色々なシーンに幅広くお使いいただける1本となることは間違いないでしょう。この夏を18-400mmと一緒に過ごしてみませんか?
記事で紹介された製品
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18-400mm F/3.5-6.3 Di II VC HLD b028(Model )
18-400mm F/3.5-6.3 Di II VC HLDは望遠端400mm、ズーム比22.2倍を達成した超望遠高倍率ズームです。広角から超望遠までの全域で、すぐれた光学性能を実現。さらに、最大撮影倍率が1:2.9であるため、テレマクロ撮影もお楽しみいただけます。旅行中に目にした風景や建造物、人物、草花はもちろん、超望遠ならではの動物やスポーツといった被写体まで、この1本で撮影できます。