受賞者一覧はこちら 「そんなに赤くならないで」 秋山 正男 様(東京都日野市) 自然写真は写す「心」、自然写心です! 作者は、霜の衣をまとったホトケノザと紅葉したハート型の葉が見つめ合い、恋を連想させる。とコメントに書いてありましたが、ドキドキしながらシャッターを切ったのでしょう。日が当たるまでの僅かな時間だけ自然が見せる美しさを的確な撮影テクニックで捉えていて、色彩もとても美しいです。今後も野山を歩き回って、足元の小さな自然を撮り続けてください。 レンズ:キヤノン EF100mm F2.8L マクロ IS USM 「月のしずく」 田村 祐二 様(滋賀県近江八幡市) 私も朝日や夕日を玉ボケとして背景に生かして、被写体をシルットにして写すことが多いのですが、この作品はスイレンに止まり休むイトトンボの姿を太陽(?)の玉ボケを生かし情緒豊かに捉えていると思います。また、撮影技術的にも優れていて、シンプルな構図に切り詰めた露出と、特に水面の波紋があることで、今コンテストの他のイトトンボを被写体にした作品よりも群を抜いて輝いており、絵心ある作風に私は惹かれました。 レンズ:タムロン SP AF180mm F/3.5 Di LD [IF] MACRO 1:1