2024.10.21
【製品体験レビュー】タムロン28-300mm F4-7.1 (Model A074) ソニー Eマウント用モニターキャンペーンご当選者様の作品とレビューをご紹介
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私はタムロンの28-200mmを持っており、良いレンズなのですがどうしてももう少し望遠側が欲しいなと思っていました。今回の28-300mmをモニターする機会を得てこのレンズが28-200mmとほとんど変わらない大きさで焦点距離が100mm伸びているのは驚きました。
コンパクトなSony α7Cに付けると、いつもカバンの中に入れておけるくらいコンパクトなのに300mmまで使えるという圧倒的な機動力は純正レンズには無い魅力の一つだと思います。Sony α7Cはコンパクトなのですが、それにマッチするレンズがこれまで単焦点レンズしかありませんでした。このレンズだとα7Cを持ち出す機会が増えるのは間違いありません。
コンパクトになっても写りがシャープでなければ私は使用しません。それは、「せっかく写真を撮るのだし、一期一会なものだから」という想いからです。
今回空港で撮った写真は、背景に建物が写る所を狙ったのですが、被写体の飛行機がクッキリと浮かび上がり、背景と分離された描写はさすがと言わざるを得ません。いつも使っている大口径レンズと遜色ない写りに満足しています。比較的淡い色の飛行機なのですが、発色も濁りなく綺麗な描写です。白が白く映るのは結構普通なことでは無いのでこの点も満足です。
私は飛行機の写真を撮るのが好きなのですが、300mmくらいまでカバーしてくれるレンズが必要です。しかしながら、そのようなレンズはバズーカと呼ばれるようなレンズが多いです。旅のついでに行った先の空港で使うことを想定すると、コンパクトで300mmくらいをカバーできるレンズは旅のお供には最適だと感じました。
コンパクトで描写が良く、色が綺麗なレンズってなかなか無いので、どこかで妥協が必要と考えていましたが、 このレンズはそんな「旅レンズ」に最適なのではと思いました。
レンズを使用した感想としては、まず真っ先に「軽さ」がとても感じられました。撮影を行うまでの段階での快適性がとても素晴らしく、持ち出すテンションを損なわない点が良かったです。
ズームリングの動きも軽快で、スムーズに画角調整が行えました。ピントに関しても同様で、マニュアルフォーカスでの使用でも軽すぎず重すぎず、思ったピント位置にスッと合わせていくことができました。
写りに関しては、倍率の高いレンズには宿命的な広角側と望遠側の両極端に合わせた時の画質の低下(特に周辺画質)の存在は否めませんが、画像中心部の画質は素晴らしく解像されています。風景など画面の隅々までの画質を求めている場合には気になることもあるかもしれませんが、中心部に被写体を置く写真に関してはおそらく気にすることもない程度にとてもよく抑えられている感想です。解像に関しては、35mm程度に少し伸ばしてみると、写真の四隅の画質までしっかりした解像感を得られ、今回試写の被写体に選んだ工場夜景のとても複雑で緻密な風景でも息を呑むような描写をしてくれました。超倍率のレンズにも関わらず、歪みもあまり感じられませんでしたし、色収差やゴースト・フレアなどもとてもよく抑えられており、画質に関しては 現代レンズとしての性能の高さを感じました。
AFなどの駆動も静かで、スムーズに動き、ストレスはありません。 AFに関して掘り下げると、近年のタムロンのいくつかのレンズで、特に気に入っている点は最短撮影距離が異常に近いことも挙げられます。ほぼレンズに触れる距離(フードには触れている)でもピント合焦される点には驚愕します。幼稚園などの現場で子供を撮影すると、レンズを覗き込もうとする子がいるのですが、レンズに顔が当たっているような距離でも瞳にピントが合い、マクロ的に面白い写真が狙えます。
総評としては少しの超高倍率レンズに対する理解があれば、多くの被写体でオールマイティに対応できる素晴らしいレンズだと思いました。
10年ほど前に高倍率ズームレンズを使っていた経験もありますが、当時は超高倍率ズームのものは安価で値段相応のクオリティという感じが否めませんでしたし、「便利ズーム」という表現もありましたが、もはや全く侮ることのできないクオリティです。
超高倍率はAPS-C機向けのイメージもありますが、当レンズはフルサイズ対応レンズということで、より高い写真の画質クオリティを求められるようになります。撮影の幅の広さと、写真のクオリティを両立できる1本として、とても良い選択肢ではないでしょうか。
一般の方のみならず、プロの現場でも十分頼りになるレンズであろうと、とてつもない進化を遂げていると思ったのが今回の試写体験での感想でした。
高倍率ズームレンズとは思えないコンパクトさで、小型・軽量を実現しています。
レンズの長さが126mm、質量610gという高い携帯性は、どんな場所にでも持ち出すことができ、長時間の撮影にも耐えられることができるので、バッグ の中の荷物を少なくしたい旅行や遠出の際に特におすすめです。
取り回しもしやすく、スポーツや鉄道写真にも相性が抜群です。
広角端28mmから望遠端300mmまで、10.7倍の高倍率でズームすることができ、細部までシャープな描写で高画質のデータを撮影することができます。
さらにゴーストやフレアの発生が抑えられており、逆光耐性もあるため、どんな時間帯や場面でも表現したい画を生み出してくれるので、安心して使用することができました。
広角端28mmから望遠端300mmまでをカバーする10.7倍の倍率を1本でカバーでき、かつ小型・軽量なレンズなので、このレンズさえあればほとんどの被写体が撮れるところが素晴らしい点だと感じました。
また、描写性能もキレがあり、操作性や取り回しも踏まえて、 SONYユーザーが一本目に選ぶレンズとしておすすめできます。
広角から望遠域までカバーできるレンズとしては、軽量コンパクトでカメラボディに装着しても重さを感じず取り回しもしやすいレンズです。
旅行等の遠出ですと、持ち出しするのに大きさや重量を気にしがちですが、このレンズであれば気軽に持っていける携帯性、機能性を兼ね備えていると非常に感じました。旅行でなくても例えばお子様の学校行事(運動会・コンクール等々)でも大活躍できるレンズかと思います。
・良いと感じた点
描写力については申し分ないほどシャープに解像しており、一瞬を切り取ることのできるレンズと感じました。広角では歪みが気になるかなと思いましたが、特に気にせず使用することができ、望遠側での手ぶれについてかなり抑えられているので撮影時に安心してシャッターを切ることができました。
・気になった点
逆光耐性についてはゴーストが強めに入ってしまうタイミングもありましたので気になる方もいらっしゃるかも、と思います。AFについても若干フォーカスが迷子になることがありましたが、それでも比較的素早く反応をしてくれます。
カメラを持ち歩いて出かけるのにおいてどうしても重さと取り回しを気にしてしまい、最終的にはあまり触らなくなってしまう方が多いかと思います。ですがこのレンズは軽量コンパクトで持ち出すことが楽しくなる、写真を撮り思い出を残す、という点で非常に優秀だと感じました。私個人で所有しているレンズが比較的重量があるものが多いので、実際に持ち歩いてみて、日常生活の一瞬を残すということの楽しさを改めて感じさせてくれるものでした。
たくさん持ち歩いて様々な写真を撮りたい、家族との思い出を綺麗に残したいという方に非常におすすめできるレンズだと思います。
小型、軽量なレンズなのに、広角からズームと我々のわがままに応えてくれる、モンスターレンズです。レンズを複数持ち歩く必要がなく、この一本があれば、どんな撮影シーンにもフィットしてくれるはず。
これからカメラをはじめたい方、どのレンズから始めたらいいのか悩んでいる方にこそ、手にとっていただき、表現の世界に飛び込んでいただきたいです。
広角からズームもシャープに切り取る事ができ鳥肌がたちました。夕陽が伸びる雲の前を通過する野鳥を撮影した際、鮮明に描写を残す事ができました。また、オレンジから深い青に変わる空の色彩も、その目に映った世界観を落とす事なく切り取る事ができます。
思いのままシャッターを撃ち、納得のできの仕上がりが作り出せるのは、さすがはTAMRON の一言。
この一本があれば、日常や旅行先などの思い思いの瞬間を撮る事ができるので、「これからカメラをはじめたい」「どんなレンズを買ったらいいかわからない」といった方に是非手にして欲しい一本です。
また、軽量にも関わらずシャープに切り取る事ができる点は、天候や四季を大いに楽しみながら、思いのままシャッターを切ることができるでしょう。
普段はF2.8通しのズームレンズや単焦点レンズを使用することが多いので、今回初めていわゆる「便利ズームレンズ」というものを使用しました。
この大きさで28mmの広角から300mmの望遠までカバーできるのは正直すごいと感じました。ただ初めのうちは焦点距離ばかり優先したレンズで、その他の部分はあまり良くないのではないかという印象がありました。しかし実際に持ち出して使ってみると、今までは何度もレンズを付け替えて撮影していた表現を1本のレンズで済ませられるという利便性を強く感じました。
また、人物を撮影する機会が多いので、AF性能についても非常に気になっていたのですが、こちらも普段の撮影の中では遅いと感じることもなく、AF駆動音も静かでほとんど聞こえませんでした。普段使用しているレンズがF2.8通しのレンズであるため、唯一レンズの明るさの面だけが気になりました。
TAMRONのレンズラインナップの中に28-200mmのレンズがあるかと思います。友人がそのレンズを持っていたため、何度か触らせてもらったことがあるのですが、その描写力は便利ズームレンズの中でも非常に良いものと感じておりました。
そのため、今回お借りした28-300mmのレンズでも描写力という面で非常に気になっておりました。実際に使用してみると、明るい屋外での撮影時には良い写りをしてくれるレンズでした。少し暗いところにおいて望遠側で撮影しようとすると、明るさが物足りないとは感じましたので、カフェ等の室内での撮影時には気をつけないといけないと思いました。
また、28-200mmに比べると広角側での歪みが少し気になりましたが、広角ならではの表現にも使えるので前向きに捉えることができました。全体として、解像感もスマホの画面等で見る分には申し分ない程度だと感じました。
旅行や普段のおでかけであまり荷物を増やしたくないけど、いろんな写真が撮りたいというときに持ち歩くにはとても良いレンズと感じました。
特に昼の屋外での撮影では大活躍するのではないかと思います。ただ、作品撮りのように解像感を重要視したり、ボケ感を出したかったりするような場面では向かないレンズではないかと感じました。それでも、携帯性の面で今後自分のレンズラインナップにも追加したくなるレンズでした。
標準から望遠までをカバーするズームレンズの中でも軽量かつコンパクトで、気軽に持ち出せるレンズ。
重量バランスも良くa7RⅤ、ZV-E1を使用時でもフロントヘビーには感じず、最大望遠端でも軽量である事と手ブレ補正機構で、手持ち撮影時でもブレの無い撮影が可能。
AF性能やズーム・フォーカスリングもスムーズで、とてもバランスの良いレンズに感じる。
焦点距離全域で細部までシャープに写り、良い意味で予想していた以上の描写力が高いレンズ。逆光での撮影にも使用した際はゴーストやフレアの発生も感じる事なく、クリアに撮影できた。
このレンズの最大の特徴「高倍率ズームレンズ」という10.7倍の焦点距離がある事で、じっくりと狙った一枚を撮影できる事から自分の表現の幅が大幅に上がったと感じました。
荷物を減らしたい旅行や街でのスナップなど、この一本のレンズで日常の記録や風景を様々な表現で撮影できるレンズ。
今まで行った事がない場所に行き、どのレンズを使用するか分からないという時には必ず持っておきたい一本になりました。その場にある風景を素直に写し出し、撮りたいモノが撮りたい時に撮影できるレンズに出逢えました。
広角域から望遠域までレンズ交換せずに1本で楽しめるレンズでありながら、軽いので、外で動き回る子どもを追いかけながら撮るのにぴったりです。
また、コンパクトなので近所へのお出かけでも、荷物の多い旅行にも気軽に持って行きやすいと思います。明るい外の撮影シーンで1本持っておくと便利なレンズだと思いました。ズームする際も滑らかな動きでの画角変更が可能で、ストレスを感じませんでした。
広角側で空を写した時の、雲の立体感や空の色のグラデーションは目に見たまま美しく表現できていると思いました。特に赤、黄色、オレンジの色味の美しさが際立っていました。
ピント面はシャープに、それ以外はふんわりと写るメリハリの効いた描写力があります。風景を綺麗に撮れるのはもちろんですが、手を繋いでいる子どもを至近距離で撮った時にも同様に美しいと感じました。
コンパクトで軽い上に、広角から望遠まで幅広いシーンで使えることから、外で子どもを追いかけながら撮影する際にはこれ1本あれば安心!と言えるレンズだと思いました。
我が子の運動会やスポーツ撮影の際にも重宝しそうなレンズだと感じます。空や風景と我が子を美しく残したいと思った時に、また使いたいレンズです。見たままの美しい色味が乗るので、撮って出しから美しく現像もしやすかったです。
300mmまでズームできる高倍率な望遠レンズとは思えないサイズ感です。持ち出すことを躊躇しない重量感も素晴らしい。持ち運びやすさが際立っています。
ズームリングの操作性もスッと回って必要なところでピタッと止まり、がたつきや引っかかり無く良好そのもの。適度なトルク感があり、操作中に指が疲れることもなく、正確に焦点距離を調整できます。カメラを自然に構えて指がかかる位置のフォーカスセットボタンも便利でした。ズームを伸ばすと長くなるレンズですが、カメラを持ったまま移動する際の不意な自重伸長をロック出来るのも安心かつ便利。手ぶれ補正も良好で、動きのある被写体でもしっかりと捉えやすくなっています。あらゆる画角で落ち着いてベストショットを狙うことが出来ます。
ミニマルで無駄のない洗練されたデザインも好印象です。適度な丸みがレンズに軽やかな印象を加えていて、スペック的重量以上に持ち出すことが苦になりません。荷物を増やしたくないシチュエーションでもこれだけあればと安心感が持てるレンズです。
F4スタートからで、「やや暗いかな?」と思っていましたが杞憂でした。日中の屋外や室内でも十分な光量を得られ、低光量下でも大きな問題なくクリアな写真が撮れました。全域で歪み無く素直でクリアな描写です。中望遠・望遠域で生まれるボケもザワつき無くスムーズ。滑らかで柔らかい質感が印象的です。 背景と被写体の分離が自然で、点光源も綺麗な玉ボケを楽しめます。
広角では、風景全体が歪みなくシャープに捉えられ、細部までくっきりと表現されます。中望遠ではポートレート撮影においても、肌の質感が自然でリアリティがあり、望遠側では遠くの被写体も精密かつ鮮明に描写します。望遠側でもF7よりもさらに絞り込んでカリッとした写りを楽しみました。広角側で風景を写すときにも甘くならず、ちゃんと納得感のある描写です。
色再現性も非常に優れており、特に自然光下では、鮮やかでリアルな色彩が再現されます。食べ物の撮影では、シズル感があり、見る者に美味しさを伝えるような鮮明な描写が可能です。
広い景色を撮りたいときも、人物や遠くのものを中望遠・望遠的に切り取りたいときも、このレンズ一本で納得のいく写りを得られる大きな安心感がありました。特に望遠端300mmの迫力はおおきなインパクトでした。「こんなに寄れるんだ!」と、ズームリングを回すたびに驚きの連続。私が好きな100mm付近の中望遠域から、さらにグッと寄せられるのは本当に楽しい撮影体験でした。
また、 67mm径シリーズらしい軽量コンパクトな筐体は、お出かけにカメラを持ち出す心理的ハードルを下げてくれて、荷物が多い日でもストレスを感じません。普段使いはもちろん、旅行にも最適です。
操作性も良好。ズームリングの動きはスムーズ。撮影時のストレスもありません。手ブレ補正も優秀で、シャッター半押しからすぐに安定し、ベストショットを逃さず狙えるのが嬉しいポイント。自重で伸びることを防ぐロック機能も実用的です。
描写力についても、全域で素直でクリアな描写が得られ、広角でも望遠でもオールマイティな写りを見せてくれます。中望遠や望遠域でのボケもスムーズで、肌の質感や食べ物のシズル感もリアルに表現されるため、どんな被写体でも安心して撮影できます。
何でも撮れて、気軽に持ち出せる。とても頼りになる一本です。
目次
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【操作性、機能性、携帯性】
私はタムロンの28-200mmを持っており、良いレンズなのですがどうしてももう少し望遠側が欲しいなと思っていました。今回の28-300mmをモニターする機会を得てこのレンズが28-200mmとほとんど変わらない大きさで焦点距離が100mm伸びているのは驚きました。
コンパクトなSony α7Cに付けると、いつもカバンの中に入れておけるくらいコンパクトなのに300mmまで使えるという圧倒的な機動力は純正レンズには無い魅力の一つだと思います。Sony α7Cはコンパクトなのですが、それにマッチするレンズがこれまで単焦点レンズしかありませんでした。このレンズだとα7Cを持ち出す機会が増えるのは間違いありません。
【描写力や表現力について】
コンパクトになっても写りがシャープでなければ私は使用しません。それは、「せっかく写真を撮るのだし、一期一会なものだから」という想いからです。
今回空港で撮った写真は、背景に建物が写る所を狙ったのですが、被写体の飛行機がクッキリと浮かび上がり、背景と分離された描写はさすがと言わざるを得ません。いつも使っている大口径レンズと遜色ない写りに満足しています。比較的淡い色の飛行機なのですが、発色も濁りなく綺麗な描写です。白が白く映るのは結構普通なことでは無いのでこの点も満足です。
【総合的評価】
私は飛行機の写真を撮るのが好きなのですが、300mmくらいまでカバーしてくれるレンズが必要です。しかしながら、そのようなレンズはバズーカと呼ばれるようなレンズが多いです。旅のついでに行った先の空港で使うことを想定すると、コンパクトで300mmくらいをカバーできるレンズは旅のお供には最適だと感じました。
コンパクトで描写が良く、色が綺麗なレンズってなかなか無いので、どこかで妥協が必要と考えていましたが、 このレンズはそんな「旅レンズ」に最適なのではと思いました。
【操作性、機能性、携帯性】
レンズを使用した感想としては、まず真っ先に「軽さ」がとても感じられました。撮影を行うまでの段階での快適性がとても素晴らしく、持ち出すテンションを損なわない点が良かったです。
ズームリングの動きも軽快で、スムーズに画角調整が行えました。ピントに関しても同様で、マニュアルフォーカスでの使用でも軽すぎず重すぎず、思ったピント位置にスッと合わせていくことができました。
【描写力や表現力について】
写りに関しては、倍率の高いレンズには宿命的な広角側と望遠側の両極端に合わせた時の画質の低下(特に周辺画質)の存在は否めませんが、画像中心部の画質は素晴らしく解像されています。風景など画面の隅々までの画質を求めている場合には気になることもあるかもしれませんが、中心部に被写体を置く写真に関してはおそらく気にすることもない程度にとてもよく抑えられている感想です。解像に関しては、35mm程度に少し伸ばしてみると、写真の四隅の画質までしっかりした解像感を得られ、今回試写の被写体に選んだ工場夜景のとても複雑で緻密な風景でも息を呑むような描写をしてくれました。超倍率のレンズにも関わらず、歪みもあまり感じられませんでしたし、色収差やゴースト・フレアなどもとてもよく抑えられており、画質に関しては 現代レンズとしての性能の高さを感じました。
AFなどの駆動も静かで、スムーズに動き、ストレスはありません。 AFに関して掘り下げると、近年のタムロンのいくつかのレンズで、特に気に入っている点は最短撮影距離が異常に近いことも挙げられます。ほぼレンズに触れる距離(フードには触れている)でもピント合焦される点には驚愕します。幼稚園などの現場で子供を撮影すると、レンズを覗き込もうとする子がいるのですが、レンズに顔が当たっているような距離でも瞳にピントが合い、マクロ的に面白い写真が狙えます。
【総合的評価】
総評としては少しの超高倍率レンズに対する理解があれば、多くの被写体でオールマイティに対応できる素晴らしいレンズだと思いました。
10年ほど前に高倍率ズームレンズを使っていた経験もありますが、当時は超高倍率ズームのものは安価で値段相応のクオリティという感じが否めませんでしたし、「便利ズーム」という表現もありましたが、もはや全く侮ることのできないクオリティです。
超高倍率はAPS-C機向けのイメージもありますが、当レンズはフルサイズ対応レンズということで、より高い写真の画質クオリティを求められるようになります。撮影の幅の広さと、写真のクオリティを両立できる1本として、とても良い選択肢ではないでしょうか。
一般の方のみならず、プロの現場でも十分頼りになるレンズであろうと、とてつもない進化を遂げていると思ったのが今回の試写体験での感想でした。
【操作性、機能性、携帯性】
高倍率ズームレンズとは思えないコンパクトさで、小型・軽量を実現しています。
レンズの長さが126mm、質量610gという高い携帯性は、どんな場所にでも持ち出すことができ、長時間の撮影にも耐えられることができるので、バッグ の中の荷物を少なくしたい旅行や遠出の際に特におすすめです。
取り回しもしやすく、スポーツや鉄道写真にも相性が抜群です。
【描写力や表現力について】
広角端28mmから望遠端300mmまで、10.7倍の高倍率でズームすることができ、細部までシャープな描写で高画質のデータを撮影することができます。
さらにゴーストやフレアの発生が抑えられており、逆光耐性もあるため、どんな時間帯や場面でも表現したい画を生み出してくれるので、安心して使用することができました。
【総合的評価】
広角端28mmから望遠端300mmまでをカバーする10.7倍の倍率を1本でカバーでき、かつ小型・軽量なレンズなので、このレンズさえあればほとんどの被写体が撮れるところが素晴らしい点だと感じました。
また、描写性能もキレがあり、操作性や取り回しも踏まえて、 SONYユーザーが一本目に選ぶレンズとしておすすめできます。
【操作性、機能性、携帯性】
広角から望遠域までカバーできるレンズとしては、軽量コンパクトでカメラボディに装着しても重さを感じず取り回しもしやすいレンズです。
旅行等の遠出ですと、持ち出しするのに大きさや重量を気にしがちですが、このレンズであれば気軽に持っていける携帯性、機能性を兼ね備えていると非常に感じました。旅行でなくても例えばお子様の学校行事(運動会・コンクール等々)でも大活躍できるレンズかと思います。
【描写力や表現力について】
・良いと感じた点
描写力については申し分ないほどシャープに解像しており、一瞬を切り取ることのできるレンズと感じました。広角では歪みが気になるかなと思いましたが、特に気にせず使用することができ、望遠側での手ぶれについてかなり抑えられているので撮影時に安心してシャッターを切ることができました。
・気になった点
逆光耐性についてはゴーストが強めに入ってしまうタイミングもありましたので気になる方もいらっしゃるかも、と思います。AFについても若干フォーカスが迷子になることがありましたが、それでも比較的素早く反応をしてくれます。
【総合的評価】
カメラを持ち歩いて出かけるのにおいてどうしても重さと取り回しを気にしてしまい、最終的にはあまり触らなくなってしまう方が多いかと思います。ですがこのレンズは軽量コンパクトで持ち出すことが楽しくなる、写真を撮り思い出を残す、という点で非常に優秀だと感じました。私個人で所有しているレンズが比較的重量があるものが多いので、実際に持ち歩いてみて、日常生活の一瞬を残すということの楽しさを改めて感じさせてくれるものでした。
たくさん持ち歩いて様々な写真を撮りたい、家族との思い出を綺麗に残したいという方に非常におすすめできるレンズだと思います。
【操作性、機能性、携帯性】
小型、軽量なレンズなのに、広角からズームと我々のわがままに応えてくれる、モンスターレンズです。レンズを複数持ち歩く必要がなく、この一本があれば、どんな撮影シーンにもフィットしてくれるはず。
これからカメラをはじめたい方、どのレンズから始めたらいいのか悩んでいる方にこそ、手にとっていただき、表現の世界に飛び込んでいただきたいです。
【描写力や表現力について】
広角からズームもシャープに切り取る事ができ鳥肌がたちました。夕陽が伸びる雲の前を通過する野鳥を撮影した際、鮮明に描写を残す事ができました。また、オレンジから深い青に変わる空の色彩も、その目に映った世界観を落とす事なく切り取る事ができます。
思いのままシャッターを撃ち、納得のできの仕上がりが作り出せるのは、さすがはTAMRON の一言。
【総合的評価】
この一本があれば、日常や旅行先などの思い思いの瞬間を撮る事ができるので、「これからカメラをはじめたい」「どんなレンズを買ったらいいかわからない」といった方に是非手にして欲しい一本です。
また、軽量にも関わらずシャープに切り取る事ができる点は、天候や四季を大いに楽しみながら、思いのままシャッターを切ることができるでしょう。
【操作性、機能性、携帯性】
普段はF2.8通しのズームレンズや単焦点レンズを使用することが多いので、今回初めていわゆる「便利ズームレンズ」というものを使用しました。
この大きさで28mmの広角から300mmの望遠までカバーできるのは正直すごいと感じました。ただ初めのうちは焦点距離ばかり優先したレンズで、その他の部分はあまり良くないのではないかという印象がありました。しかし実際に持ち出して使ってみると、今までは何度もレンズを付け替えて撮影していた表現を1本のレンズで済ませられるという利便性を強く感じました。
また、人物を撮影する機会が多いので、AF性能についても非常に気になっていたのですが、こちらも普段の撮影の中では遅いと感じることもなく、AF駆動音も静かでほとんど聞こえませんでした。普段使用しているレンズがF2.8通しのレンズであるため、唯一レンズの明るさの面だけが気になりました。
【描写力や表現力について】
TAMRONのレンズラインナップの中に28-200mmのレンズがあるかと思います。友人がそのレンズを持っていたため、何度か触らせてもらったことがあるのですが、その描写力は便利ズームレンズの中でも非常に良いものと感じておりました。
そのため、今回お借りした28-300mmのレンズでも描写力という面で非常に気になっておりました。実際に使用してみると、明るい屋外での撮影時には良い写りをしてくれるレンズでした。少し暗いところにおいて望遠側で撮影しようとすると、明るさが物足りないとは感じましたので、カフェ等の室内での撮影時には気をつけないといけないと思いました。
また、28-200mmに比べると広角側での歪みが少し気になりましたが、広角ならではの表現にも使えるので前向きに捉えることができました。全体として、解像感もスマホの画面等で見る分には申し分ない程度だと感じました。
【総合的評価】
旅行や普段のおでかけであまり荷物を増やしたくないけど、いろんな写真が撮りたいというときに持ち歩くにはとても良いレンズと感じました。
特に昼の屋外での撮影では大活躍するのではないかと思います。ただ、作品撮りのように解像感を重要視したり、ボケ感を出したかったりするような場面では向かないレンズではないかと感じました。それでも、携帯性の面で今後自分のレンズラインナップにも追加したくなるレンズでした。
【操作性、機能性、携帯性】
標準から望遠までをカバーするズームレンズの中でも軽量かつコンパクトで、気軽に持ち出せるレンズ。
重量バランスも良くa7RⅤ、ZV-E1を使用時でもフロントヘビーには感じず、最大望遠端でも軽量である事と手ブレ補正機構で、手持ち撮影時でもブレの無い撮影が可能。
AF性能やズーム・フォーカスリングもスムーズで、とてもバランスの良いレンズに感じる。
【描写力や表現力について】
焦点距離全域で細部までシャープに写り、良い意味で予想していた以上の描写力が高いレンズ。逆光での撮影にも使用した際はゴーストやフレアの発生も感じる事なく、クリアに撮影できた。
このレンズの最大の特徴「高倍率ズームレンズ」という10.7倍の焦点距離がある事で、じっくりと狙った一枚を撮影できる事から自分の表現の幅が大幅に上がったと感じました。
【総合的評価】
荷物を減らしたい旅行や街でのスナップなど、この一本のレンズで日常の記録や風景を様々な表現で撮影できるレンズ。
今まで行った事がない場所に行き、どのレンズを使用するか分からないという時には必ず持っておきたい一本になりました。その場にある風景を素直に写し出し、撮りたいモノが撮りたい時に撮影できるレンズに出逢えました。
【操作性、機能性、携帯性】
広角域から望遠域までレンズ交換せずに1本で楽しめるレンズでありながら、軽いので、外で動き回る子どもを追いかけながら撮るのにぴったりです。
また、コンパクトなので近所へのお出かけでも、荷物の多い旅行にも気軽に持って行きやすいと思います。明るい外の撮影シーンで1本持っておくと便利なレンズだと思いました。ズームする際も滑らかな動きでの画角変更が可能で、ストレスを感じませんでした。
【描写力や表現力について】
広角側で空を写した時の、雲の立体感や空の色のグラデーションは目に見たまま美しく表現できていると思いました。特に赤、黄色、オレンジの色味の美しさが際立っていました。
ピント面はシャープに、それ以外はふんわりと写るメリハリの効いた描写力があります。風景を綺麗に撮れるのはもちろんですが、手を繋いでいる子どもを至近距離で撮った時にも同様に美しいと感じました。
【総合的評価】
コンパクトで軽い上に、広角から望遠まで幅広いシーンで使えることから、外で子どもを追いかけながら撮影する際にはこれ1本あれば安心!と言えるレンズだと思いました。
我が子の運動会やスポーツ撮影の際にも重宝しそうなレンズだと感じます。空や風景と我が子を美しく残したいと思った時に、また使いたいレンズです。見たままの美しい色味が乗るので、撮って出しから美しく現像もしやすかったです。
【操作性、機能性、携帯性】
300mmまでズームできる高倍率な望遠レンズとは思えないサイズ感です。持ち出すことを躊躇しない重量感も素晴らしい。持ち運びやすさが際立っています。
ズームリングの操作性もスッと回って必要なところでピタッと止まり、がたつきや引っかかり無く良好そのもの。適度なトルク感があり、操作中に指が疲れることもなく、正確に焦点距離を調整できます。カメラを自然に構えて指がかかる位置のフォーカスセットボタンも便利でした。ズームを伸ばすと長くなるレンズですが、カメラを持ったまま移動する際の不意な自重伸長をロック出来るのも安心かつ便利。手ぶれ補正も良好で、動きのある被写体でもしっかりと捉えやすくなっています。あらゆる画角で落ち着いてベストショットを狙うことが出来ます。
ミニマルで無駄のない洗練されたデザインも好印象です。適度な丸みがレンズに軽やかな印象を加えていて、スペック的重量以上に持ち出すことが苦になりません。荷物を増やしたくないシチュエーションでもこれだけあればと安心感が持てるレンズです。
【描写力や表現力について】
F4スタートからで、「やや暗いかな?」と思っていましたが杞憂でした。日中の屋外や室内でも十分な光量を得られ、低光量下でも大きな問題なくクリアな写真が撮れました。全域で歪み無く素直でクリアな描写です。中望遠・望遠域で生まれるボケもザワつき無くスムーズ。滑らかで柔らかい質感が印象的です。 背景と被写体の分離が自然で、点光源も綺麗な玉ボケを楽しめます。
広角では、風景全体が歪みなくシャープに捉えられ、細部までくっきりと表現されます。中望遠ではポートレート撮影においても、肌の質感が自然でリアリティがあり、望遠側では遠くの被写体も精密かつ鮮明に描写します。望遠側でもF7よりもさらに絞り込んでカリッとした写りを楽しみました。広角側で風景を写すときにも甘くならず、ちゃんと納得感のある描写です。
色再現性も非常に優れており、特に自然光下では、鮮やかでリアルな色彩が再現されます。食べ物の撮影では、シズル感があり、見る者に美味しさを伝えるような鮮明な描写が可能です。
【総合的評価】
広い景色を撮りたいときも、人物や遠くのものを中望遠・望遠的に切り取りたいときも、このレンズ一本で納得のいく写りを得られる大きな安心感がありました。特に望遠端300mmの迫力はおおきなインパクトでした。「こんなに寄れるんだ!」と、ズームリングを回すたびに驚きの連続。私が好きな100mm付近の中望遠域から、さらにグッと寄せられるのは本当に楽しい撮影体験でした。
また、 67mm径シリーズらしい軽量コンパクトな筐体は、お出かけにカメラを持ち出す心理的ハードルを下げてくれて、荷物が多い日でもストレスを感じません。普段使いはもちろん、旅行にも最適です。
操作性も良好。ズームリングの動きはスムーズ。撮影時のストレスもありません。手ブレ補正も優秀で、シャッター半押しからすぐに安定し、ベストショットを逃さず狙えるのが嬉しいポイント。自重で伸びることを防ぐロック機能も実用的です。
描写力についても、全域で素直でクリアな描写が得られ、広角でも望遠でもオールマイティな写りを見せてくれます。中望遠や望遠域でのボケもスムーズで、肌の質感や食べ物のシズル感もリアルに表現されるため、どんな被写体でも安心して撮影できます。
何でも撮れて、気軽に持ち出せる。とても頼りになる一本です。