表現者たちが待ち望んだ、真のフルスペック標準ズームレンズ、ついに誕生。
A007は、タムロン独自の手ブレ補正機構「VC(Vibration Compensation)」と、スピーディで静かなAFを実現する超音波モーター「USD(Ultrasonic Silent Drive)」を搭載し、広角24mmから70mm*1までをカバーする高画質・高性能大口径標準ズームレンズです。
タムロンSP(Super Performance)シリーズのレンズとして画質を最優先した光学設計には、LD(異常低分散)レンズ3枚、XR(高屈折率)レンズ2枚をはじめ特殊硝材を贅沢に使用。諸収差を低減し、35mm判フルサイズ、APS-Cサイズいずれのカメラでもクラス・トップレベルの画質を実現しました。
さらに、F/2.8という大口径によるボケ味と、高い解像度が美しく調和するような演出も思いのままに。円形絞り*2がつくる素直なボケ味を生かした、理想の一枚を手に入れることができます。また、タムロンでは初となる簡易防滴構造を採用。ポートレートから、風景、スタジオ撮影まで。精緻に、時には柔らかく、自在に変化する写り。アーティストのインスピレーションを忘れがたいイメージへと昇華するこのレンズと、新たな描写の境地へ。
*1 APS-Cサイズ相当の一眼レフカメラに装着した場合、画角は35mm判換算で焦点距離37mmから109mm相当になります。
*2 タムロンの基準は絞り開放から2段絞り込んだ状態で、ほぼ円形の絞り形状を保つことを条件としています。
張り付くようなファインダー像と評される手ブレ補正機構「VC」を、F/2.8の明るい大口径標準ズームレンズに搭載。低照度下でも、手ブレの少ない手持ち撮影を安心して行えます。手ブレ補正機構「VC」は、3つのセラミックボールを介して3つの駆動コイルが手ブレ補正レンズ(VCレンズ)を電磁的に駆動する「3コイル方式」で、摩擦抵抗が少ない滑らかな動きを実現。
追従性の良い安定したファインダー像を提供しています。従来の手ブレ補正機構「VC」では、動く補正レンズ側に質量の重いマグネットを配置するムービングマグネット方式を採用していましたが、新「VC」機構では質量の軽いコイルを配置するムービングコイル方式を採用しました。これにより駆動系の負荷が減り、より小さなコイル、マグネットで動かすことができるようになるため、手ブレ補正機構全体の軽量・コンパクト化を実現しています。
※「VC」はVibration Compensation(バイブレーション・コンペンセーション)の略で、17-50mm [B005]、18-200mm [B011]、18-270mm [B008]、28-300mm [A20]、70-300mm [A005]に搭載されています。
*1 35mm判フルサイズ対応の一眼レフカメラ用大口径標準ズームレンズにおいて。当社調べ。2012年4月現在。