タムロン鉄道風景コンテスト 結果発表
「梅田駅花日常」 髙橋 稀 様15歳 (東京都武蔵村山市)
これは文句なしに美しい写真。パッと見た瞬間、「きれいだな~」と審査の手が止まりました。阪急電鉄の車輌の色と花の色がとてもよくマッチしていますね。最初は、どこの駅で撮られたのかは不明だったのですが、審査後にタイトルを確認して、梅田駅であることがわかりました。あんなに賑やかでゴチャゴチャした駅で、これだけ美しくまとまりのある写真を撮られたことに、二度ビックリ。作者のしっかりとした視点と撮影テクニック、そしてタイトルからも感じられる詩的でナイーブな感性に感心しました。 |
「冬の守護神」 永井 秀典 様18歳 (千葉県浦安市)
非常にインパクトのある作品です。画面から飛び出してくるような、大胆な切り取り方の画面バランスも絶妙ですし、色彩も白と赤だけのシンプルな構成になっており、いつまで見ていても飽きさせません。難しい露出補正で得られた雪の質感と車輌の鮮やかな色彩によって、迫力があるだけでなく上品な作品に仕上がっています。 |
「おとうとのゆめはリニアのうんてん手」 高橋 叶路 様7歳 (東京都府中市)
7歳の小さなお子さんに、よくぞこのシーンが撮れたなと感心させられる一枚です。コメントを読むと、モデルは作者の弟さん。広い空間の中にポツンと男の子を入れ、ちょっと緊張気味の表情をシャッターチャンスよくきちんと撮りましたね。 |