タムロン鉄道風景コンテスト 結果発表
- 「カラフルシャワー」
- 樋口 精一 様64歳 (福島県会津若松市)
非常に幻想的で、鉄道の風景にもこのような景色があるのかと思いました。まるで宮沢賢治の世界、童話の世界、そんな感じがします。鉄道をこんなにも幻想的に撮った作者の腕前は立派だと思います。
デジタルになって高感度での撮影も比較的容易にできるようになりました。しかも撮影現場は綺麗な色でライトアップされています。好条件であることを考慮しても、これだけ素晴らしい作品を撮影できたのは、やはり本人の努力によるものなのです。
この時は他の人たちも周囲で撮影していたと思うのですが、そんな状況でも、この作品を応募されたということは、他の人たちよりもグンと良い写真が撮れたからでしょう。
「自分はこれだけ良い写真を撮影したのでコンテストに応募した」という勇気も買いたいですね。もちろん、応募しなくては絶対入賞することはありませんので…。
鉄道写真というのは感性も大事ですが勇気も大事なのです。今回のコンテストの応募に踏み切った撮影者の勇気を買いたいと思います。