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「子猫が待つ駅」 |
山本 邦治(東京都世田谷区) |
普通、猫を撮る時、体をこんなに折り曲げたりしません。最新の液晶が動くデジカメだったら簡単ですが、この方は銀塩カメラを使っていますね。フイルムで撮影、ピントもバッチリ、AF?マニュアルですかね。この方もカメラを心得ています。実は少しカメラが曲っていて、水平がでていません。その方が猫の動きを感じられます。午後のあたたかい時間が伝わってきます。秀作です。技術的にも優れています。すべてが気に入りました。 |
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「おかえり」 |
水木 誠(山梨県北杜市) |
列車の中からいいタイミングで捉えています。夜行寝台列車、上りですね。ちょうど富士川を渡るところですか。上り列車なので、直前には右側から富士山が見えていたはずです。運が無いと晴れてくれませんし、鉄橋を渡る時間はほんの十数秒。少ないチャンスを見事にものにしました。朝の清々しさがでています。画面に人がいるのがポイントです。この情景には今や出雲が遅れない限り巡り逢えませんね。 |
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「それぞれの行き先へ」 |
細川 直紀(千葉県千葉市) |
これは中央線の新車です。どこでしょう?東京駅かと思ったのですが、ポイント細部の形が異なるので別の場所でしょうか。後ろへ去っていく列車は、向かって来る列車より撮影が難しい。AFで見事にピントがきています。車両半分、ポイント半分の大胆な画面構成もすばらしい。色合いも綺麗に撮れています。電車好きにはたまらない一枚でポイントの音が聞こえてくるようす。 |
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