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「滴の宴」
伊藤 知高 様（奈良県生駒市）
黒の背景に浮かぶ「光の花」というイメージを表現するために、電灯を使ってライティングをし、雨上がりの滴を工夫して煌めかせて撮影したところが素晴らしいと思います。まるで花自身が発光しているように見えますし、ピントの位置を中心ではなくて手前の花びらに合わせることで、滴が全部丸いボケとなってキラキラした感じが醸し出されてとても素敵な作品に仕上がっています。
カメラ：キヤノン EOS-1D X レンズ：キヤノン EF100mm F2.8L マクロ IS USM
「見つめないで」
横山 守 様（宮崎県東臼杵郡）
見た途端、目が離せなくなってしまった作品です。グラスの中に金魚を入れて撮影されていますが、背景がライティングをしたかのように白く抜けているので、金魚ならではのフォルムの面白さがよく出ています。金魚を真正面から捉えたところも、何となくユーモラスです。夕日が写り込んでいますが、その特別な光の状態を上手に使う工夫と様々なアイディアも盛り込みながら、完成度の高い作品にまとめ上げています。
カメラ：ニコン D200 レンズ：ニコン AF-S Ｍicro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
