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「ひばり」 |
武田 治(兵庫) |
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キヤノンEOS-3 ・ タムロンAF 180ミリマクロ ・ 絞り F/11 ・ 1/125秒 ・ フジカラースーパー400 |
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加古川市 ・ 5月上旬、午前10時頃 |
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[ 講 評 ] |
180ミリマクロを野鳥の巣の近くにセットしています。親鳥がヒナにエサを与えに来ることを想定して、リモコンで撮ったのでしょう。その発想がいい。
レンズは3羽のヒナにエサを与える親鳥のけなげな姿を正確に捉え、肉眼とは違った世界が繰り広げられていておもしろい。また180ミリマクロのパースペクティブは親とヒナを見ごとに抽出させてて、命の輝きを感じます。 |
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「力合わせて」 |
柴奥 啓市(岡山) |
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キヤノンEOS-1N ・ EF100ミリマクロ ・ 絞り F/2.8 ・ オート ・ フジカラースーパー400 |
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自宅 ・ 10月中旬、午前10時頃 |
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[ 講 評 ] |
アリたちは偉い。こんな巨大なものを持ち運んでいくのだから。必死に本能の与えるままにハチの死骸を運んでいます。
小さな生き物が、怪獣のようなハチを運んでいく姿が、美しくリアルに捉えられています。
撮影は大変だったと思いますが、マクロレンズを使って世界を抽出できています。 |
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「路地のPalette」 |
平田 一幸(新潟) |
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ニコンF3 ・ タムロンAF90ミリマクロ ・ 絞り F/16 ・ オート ・ エクタクロームダイナハイカラー100 |
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上越市柿崎地区 ・ 3月下旬、午後3時頃 |
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[ 講 評 ] |
雨のあとに、赤いペンキの付いた手袋が捨てられていて、マンホールに水がたまっています。そのたまり具合と光に、人間生活のドラマが残っています。
作者はマクロレンズによって誰も気づかないような光景のなかに、ドラマがあることを発見しています。レンズの持つ力が十分に発揮されて、マンホールと手袋にとても存在感がある作品です。 |
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