使用カメラ: Sony α7R IV
焦点距離: 303mm 露出: F8 1/640秒 ISO 500
野鳥撮影で
望遠レンズに必要な4つの力
PCよりご覧いただけます。
500mmまでをカバーし、
カメラを構え続けられるサイズ感
PHOTOGRAPHER’S COMMENT野鳥の飛翔シーンを捉えるとなると、狙っているエリアに鳥が来るまで、カメラを構えたまま待つ時間が多くなります。重量のあるカメラとレンズを、手持ちで構え続けるのは大変です。しかし、500mmまでの超望遠域をカバーしつつ、軽量・コンパクトなこのレンズならば、撮影時の負荷も軽く、三脚や雲台なども含めた撮影機材一式をコンパクトにできます。
PHOTOGRAPHER’S COMMENT野鳥の飛翔シーンを捉えるとなると、狙っているエリアに鳥が来るまで、カメラを構えたまま待つ時間が多くなります。重量のあるカメラとレンズを、手持ちで構え続けるのは大変です。しかし、500mmまでの超望遠域をカバーしつつ、軽量・コンパクトなこのレンズならば、撮影時の負荷も軽く、三脚や雲台なども含めた撮影機材一式をコンパクトにできます。
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背景が複雑なシーンも高速AFで迷いなくピントが合う
PHOTOGRAPHER’S COMMENT飛んでいる鳥(いわゆる飛びもの)を撮影していると、街並みや木々など複雑な背景にピントが持っていかれるシーンがあります。このレンズにはリニアモーターフォーカス機構VXDが搭載され、背景が複雑なシーンでも迷いなく鳥をしっかり捉え、細かな動きや羽ばたく羽の先端まで、一瞬の動きを逃すことなく撮影できます。
PHOTOGRAPHER’S COMMENT飛んでいる鳥(いわゆる飛びもの)を撮影していると、街並みや木々など複雑な背景にピントが持っていかれるシーンがあります。このレンズにはリニアモーターフォーカス機構VXDが搭載され、背景が複雑なシーンでも迷いなく鳥をしっかり捉え、細かな動きや羽ばたく羽の先端まで、一瞬の動きを逃すことなく撮影できます。
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目指したのは、
手触りまで感じ取れるほどの一枚
PHOTOGRAPHER’S COMMENT野鳥の目や羽の1枚1枚をしっかり解像するだけでなく、ふんわりとした体の丸みと羽毛の質感を表現できるレンズです。鳥を画面いっぱいに写しても、周辺部まで画質が落ちることなく、背景のボケも柔らかいため、野鳥を入れた風景写真にも最適でおススメです。
PHOTOGRAPHER’S COMMENT野鳥の目や羽の1枚1枚をしっかり解像するだけでなく、ふんわりとした体の丸みと羽毛の質感を表現できるレンズです。鳥を画面いっぱいに写しても、周辺部まで画質が落ちることなく、背景のボケも柔らかいため、野鳥を入れた風景写真にも最適でおススメです。
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便利なフレックスズームロックスイッチ
PHOTOGRAPHER’S COMMENT通常、被写体の距離と鳥の動きに合わせて撮影ポジションを変えながら撮影しますが、それが不可能な場合はその場でズームすることとなります。フレックスズームロックスイッチは任意の位置でズームをロックできるため、ズームしてすぐに手元でロックし、撮影に集中できる便利な機能です。
野鳥写真家山田 芳文氏のおすすめポイント
野鳥写真愛好家にとってのカメラやレンズとは、その季節にしか出会えない野鳥や、逃せない一瞬の動きを撮影する重要な機材です。今回、TAMRON 150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD (Model A057)を使用してみて、四季折々の野鳥風景を撮影する方から、国内だけでも600種を超えるといわれる野鳥の生体を写真として記録する方まで、多くの野鳥写真愛好家が満足できる超望遠ズームレンズだと感じました。
ミラーレスカメラに切り替えても超望遠レンズとなるとそれなりのサイズ感でしたが、このレンズとの組み合わせで機材一式がコンパクトになりました。一度軽いレンズを持つと、もう重いレンズには戻れません。また、高速AFでしっかりと野鳥を捉え、解像感と硬すぎない描写、柔らかなボケのバランスがよい部分もおすすめしたいポイントです。
山田 芳文YOSHIFUMI YAMADA
「100種類の鳥よりも1種類を100回」をモットーに野鳥を撮り続ける。ライフワークは鳥がいる風景写真。著書は『写真は構図でよくなる!すぐに上達する厳選のテクニック23』(エムディーエヌコーポレーション)、『野鳥撮影術』(日本カメラ社)、『やまがら ちょこちょこ』(文一総合出版)など。最新刊は『SONY α6600 基本&応用撮影ガイド』(技術評論社)