使用カメラ: Sony α7R IV
焦点距離: 500mm 露出: F6.7 1/800秒 ISO 500
鉄道撮影で
望遠レンズに必要な4つの力
PCよりご覧いただけます。
⾼いAF精度が、
⾛⾏⾞両を直感的に捉える
PHOTOGRAPHER’S COMMENT鉄道写真においてAF性能はとても重要なポイントです。特に暗いトンネルから新幹線が出てくるシーンは、突然現れる⾞体にピントを合わせシャッターを切るまでの時間に余裕がないため撮影は困難です。しかし、150-500mmに搭載されているリニアモーターフォーカス機構VXDならば狙った位置でピタッとピントを合わせることができます。フレームの中で列⾞が⾼速で移動してもフォーカスポイントが連動しAFが追従するため、置きピンをしなくても1枚⽬から思い通りの構図で撮影することができました。
PHOTOGRAPHER’S COMMENT鉄道写真においてAF性能はとても重要なポイントです。特に暗いトンネルから新幹線が出てくるシーンは、突然現れる⾞体にピントを合わせシャッターを切るまでの時間に余裕がないため撮影は困難です。しかし、150-500mmに搭載されているリニアモーターフォーカス機構VXDならば狙った位置でピタッとピントを合わせることができます。フレームの中で列⾞が⾼速で移動してもフォーカスポイントが連動しAFが追従するため、置きピンをしなくても1枚⽬から思い通りの構図で撮影することができました。
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コンパクトでありながら
150mmから500mmを1本で
PHOTOGRAPHER’S COMMENT撮影距離が選べない鉄道写真では望遠ズームが活躍します。その中でも、このレンズは500mmという特徴ある画⾓が魅⼒的です。広⾓150mmから望遠500mmまでをカバーできるので、編成写真や計器類の近接撮影、駅舎や⼈物のスナップ、流し撮りや遠景を⼊れた鉄道⾵景までバリエーション豊かに撮影できる役割の多いレンズです。しかも、とてもコンパクトなため普段使いのカメラバックに⼊れて持ち歩くことができ、とても便利です。
PHOTOGRAPHER’S COMMENT撮影距離が選べない鉄道写真では望遠ズームが活躍します。その中でも、このレンズは500mmという特徴ある画⾓が魅⼒的です。広⾓150mmから望遠500mmまでをカバーできるので、編成写真や計器類の近接撮影、駅舎や⼈物のスナップ、流し撮りや遠景を⼊れた鉄道⾵景までバリエーション豊かに撮影できる役割の多いレンズです。しかも、とてもコンパクトなため普段使いのカメラバックに⼊れて持ち歩くことができ、とても便利です。
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高い描写性能と高画質
PHOTOGRAPHER’S COMMENT鉄道風景写真では車両のアップだけでなく、四季折々の自然の中に鉄道を配した写真や、旅情を誘う駅舎周辺カットなども撮影します。朝靄や背景に雪⼭を背負っている写真なども細部まで満⾜のいく描写です。また、鉄道スナップなどで⾞体に寄ったときの⾦属や塗装の質感もそのままに再現できました。近接撮影ができるレンズなので、鉄道模型撮影でも作りこんだ背景・情景を再現できるのも⾯⽩いポイントだと思います。
PHOTOGRAPHER’S COMMENT鉄道風景写真では車両のアップだけでなく、四季折々の自然の中に鉄道を配した写真や、旅情を誘う駅舎周辺カットなども撮影します。朝靄や背景に雪⼭を背負っている写真なども細部まで満⾜のいく描写です。また、鉄道スナップなどで⾞体に寄ったときの⾦属や塗装の質感もそのままに再現できました。近接撮影ができるレンズなので、鉄道模型撮影でも作りこんだ背景・情景を再現できるのも⾯⽩いポイントだと思います。
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撮影を強力にサポートする
手ブレ補正機能
PHOTOGRAPHER’S COMMENT鉄道写真ではどうしても三脚が使えないシーンもあり、超望遠レンズともなると⼿持ち撮影は困難と思われがちです。しかし、このレンズは⼿ブレ補正機構VCが搭載されているため、⼿持ち撮影や低速でのブレ低減など、鉄道撮影時の強⼒なサポートになります。実際に使ってみると⼿ブレ補正機構VCの存在もさることながら、ズームリングやスイッチ類など操作系のこだわりや、⼿なじみの良いコンパクトな設計が⼿ブレを起こしにくくしているように感じました。
PHOTOGRAPHER’S COMMENT鉄道写真ではどうしても三脚が使えないシーンもあり、超望遠レンズともなると⼿持ち撮影は困難と思われがちです。しかし、このレンズは⼿ブレ補正機構VCが搭載されているため、⼿持ち撮影や低速でのブレ低減など、鉄道撮影時の強⼒なサポートになります。実際に使ってみると⼿ブレ補正機構VCの存在もさることながら、ズームリングやスイッチ類など操作系のこだわりや、⼿なじみの良いコンパクトな設計が⼿ブレを起こしにくくしているように感じました。
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鉄道写真家山下 大祐氏のおすすめポイント
鉄道を撮っていればだれもが憧れる500mmという超望遠画角が最新のミラーレス設計で実現したとあって、私も注目していたレンズでした。カメラバックに広角から標準、そしてこのTAMRON 150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD (Model A057)を収め表現豊かな鉄道撮影行に出たのですが、バッグに他のレンズと同居させて持ち運べることが、望遠ズームレンズとしての大きな魅力です。
撮影ですぐ実感したのはAFの速さと正確性。カメラのトラッキング機能に対応しており、被写体を追従して止め位置に依らない全コマピントの連写撮影も可能。最初の1コマが撮れるまでの合焦速度も直感的速さで驚きました。どうしても望遠画角となるほど手持ち撮影は困難と思われがちですが、このレンズは手ブレ補正機構の存在もさることながら、ズームリングやスイッチ類など操作系のこだわりが手ブレを起こしにくくしているようです。
ワイド端もテレ端も開放からクセのない鮮鋭な描写を見ることができたのも、想像を超える結果でした。
鉄道写真と聞けば、車両の走行写真を想像される方も多いでしょうが、その中にも編成写真と言われる図鑑的な写真もあれば、大胆にフレーミングしたイメージ的な写真も存在します。ときには車両を写すことなく鉄道を表現することもある。風景を立ち上げ、金属の質感にグッと寄り、迫りくる高速列車をつかまえる。幅の広い鉄道写真表現の中で、150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXDのもつ高い性能は、多くの人の撮影スタイルにマッチすることでしょう。
山下 大祐DAISUKE YAMASHITA
1987年兵庫県出身。日本大学芸術学部写真学科卒業。2014年からレイルマンフォトオフィス所属。
鉄道を制作活動の舞台としてスチル、ムービー問わず作品作りに注力している。鉄道広告、鉄道誌、カメラ誌等で活動。
日本鉄道写真作家協会(JRPS)会員。