AF28-200mm Super XR
F/3.8-5.6 Aspherical [IF] MACRO (Model A03)
■超コンパクト・世界最軽量。大幅な径小化でフィルターサイズも62mmを実現。
「もっと小さく、軽いズームを。そしてどこへでも気軽に持っていけて、いろいろなものを写せるズームを!」というお客様のご要望に応え、フィルターサイズ62mm、最大径71mm、全長75.2mm、重量354gと、超コンパクト・世界最軽量
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の28-200mmズームレンズです。
従来のModel 371Dに比べると、フィルターサイズは2段階も径小化し、62mmを実現。そして、体積比で約25%もコンパクト化を実現いたしました。
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A03は、タムロンのコンパクト標準ズーム28-105mm
F/4-5.6 (Model 179D)とほぼ同程度のサイズ
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を実現しているため、携帯性、操作性が向上し、常用するズームレンズとしてさらに快適な撮影が可能です。エントリーユーザー向けの小型軽量カメラにもマッチするサイズとなり、お使いいただけるユーザー層が広がりました。
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1 2002年5月10日現在。同クラスを対象とした当社調査
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2 当社従来比。Model 371Dとの比較。
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3 A03:最大径×全長(71mm×75.2mm)フィルター径(62mm)
179D:最大径×全長(71mm×73mm)フィルター径(62mm)
※数値はニコンAF用。
■従来の28-200mmの画質を維持しながら、コンパクト化を実現するため、高屈折率(XR
: =Extra Refractive Index) ガラス
と複合非球面レンズを採用した新光学系を開発。
従来の28-200mmと同じ開放F値を保ち、画質を維持しながら、可能な限りコンパクト化を図るため、従来とは異なるまったく新しい光学系を開発いたしました。そして、高屈折率ガラスの革新的な活用により、全体の光学パワー配分の最良化を求め、コンパクト化を図ると共に諸収差を良好に補正しています。
また、複合非球面レンズを3枚適正配置することにより、性能を維持し、光学系全体をさらに短く圧縮することができました。
■小型化した鏡筒に複雑なメカニズムを組み込むため、ムービング・トリプルカムを開発
、従来の28-200mmよりさらに全長が短くなった28mmの状態から、ズーミングして200mmの焦点距離を達成するための鏡筒の大きな二段繰り出しを安定した状態で、且つ剛性をもって行うため、新機構「ムービング・トリプルカム」を開発しております。
「ムービング・トリプルカム」は、従来は固定されていた2段繰り出しのためのトリプルカムを、それ自身がズーミングに従って移動していくメカニズムです。コンパクト化によって小さくなった鏡筒に新たな移動鏡筒を組み合わせることによってより、複雑なメカニズムの搭載が可能になりました。製品化のため、部品の高精度化・軽量化・強度向上をはかり、また、生産面においても製造技術の革新を図りました。これにより、コンパクトなボディの中に複雑な構造を凝縮した、画期的なレンズを商品化することに成功いたしました。
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標準ズームとして使用できる最短撮影距離を実現。ズーム全域で49cm。
最大撮影倍率1:4、ムービング・トリプルカム方式とインターナルフォーカス方式を融合させた「トリプル・インテグレイテッド・フォーカス・カム」の新開発により、全ズーム域で最短撮影距離49cmを達成いたしました。遠景、近景を問わず、ストレスなくほとんどの被写体を撮影することが可能です。
また、200mm時の最大撮影倍率は1:4。簡易なクローズアップ撮影を楽しむことができます。
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携帯に便利なズームロック機構採用
携帯時の自重落下を防止する「ズームロック機構」を搭載いたしました。
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遮光性に優れた花形フードを標準装備
クリアで抜けの良い描写性能を実現するため、画角外から射し込んでくる有害な光線を画面の四角いフレームに適した効果的な形状でカットする花形フードを標準装備しました。
■レンズの小型化により、カメラの内蔵ストロボ使用時のレンズによるストロボ光のケラレが大幅に少なくなりました。
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