標準ズーム/SP AF 24-135mm F/3.5-5.6 AD ASPHERICAL [IF] MACRO 閉じる閉じる

SP AF 24-135mm F/3.5-5.6 AD ASPHERICAL [IF] MACRO
  • 190D超広角24mmから望遠側135mmまでカバーする、5.6倍広角高倍率ズームレンズ。最短撮影距離、全域40cmを達成。最大撮影倍率 1:3.3。ワイドからマクロまで多彩な撮影が可能。
    広角表現を重視した新世代の広角常用ズームレンズです。焦点距離全域で最短撮影距離40cmを実現いたしました。135mm側の最大撮影倍率は1:3.3、手軽にクローズアップ撮影を楽しむことができます。超広角撮影からマクロ撮影まで、1本でさまざまな写真表現が可能です。
  • 高精度・複合非球面レンズ4枚、ADガラス(異常分散ガラス)1枚を贅沢に使用。インターナル・フォーカス方式を採用し、小型軽量を図りながらSPレンズにふさわしい、高画質を実現。
    レンズ構成は10群14枚。タムロンの非球面技術を活かした高精度・複合非球面レンズを4枚採用(4/7/12/14枚目)し、コマ収差や非点収差などの諸収差の補正を徹底的に行いました。また、ADガラス(異常分散ガラス)を1枚採用することにより、色収差を補正しています。これにより、コンパクト化を図りながらも、コントラストが高く、抜けの良い描写を実現いたしました。至近域においても優れた描写性能を発揮いたします。
  • クワッド・カム・ズーム方式をさらに進化させた高精度カム構造を開発。コンパクトなサイズを実現しながら高い光学性能を達成。
    光学性能重視の設計思想により、28-300mmレンズに採用されているクワッド・カム・ズーム方式をさらに高度にした5群移動方式の高精度カムを新開発いたしました。
    レンズ群4群と移動絞り群を結合させた構造で、5つのブロックが独立して移動する高精度なカム構造です。独立した移動絞りが、ズーミングに合わせ移動し、画像に悪影響を与える余分な光線をカット、フレアやゴーストを防ぎ、画面周辺まで抜けの良いクリアーな画質を実現いたしました。
  • 高度なカム融合テクノロジー、インテグレイテッド・フォーカス・カム
    インターナル・フォーカス方式と新開発の高精度カム構造を高度に融合する、インテグレイテッド・フォーカス・カムを採用。この独自の機構により、コンパクトな高倍率ズームを成立させる、高精度・高剛性な2段繰り出しズームメカを実現しています。
  • ズームロック機構採用
    鏡筒がもっとも短くなる24mm側でズームリングを固定するズームロック機構を採用いたしました。携帯時のズームリングの自重落下を防止し、携帯性を向上させました。
  • 外観デザインを一新
    ズームリング、フォーカスリングに新しいラバーパターンの採用、塗装の高級化など、SPレンズに相応しく質感の高い外観デザインを新たに開発いたしました。また、SPレンズを表すゴールドリングを鏡筒に配しています。
  • 花形フードを標準装備
    遮光性と携行性に優れた大型の花形フードを標準装備。画角外から射し込んでくる有害な光線を、画面の四角いフレームに適した効果的な形状でカットし、クリアでヌケの良い描写性能を発揮します。
  • <AD(異常分散)ガラスとは>
    ADガラス(Anomalous Dispersion Glass)の略です。
    光学ガラスのなかで、可視光の中のある波長域の部分分散比(ある特定の分散性を持つ領域の割合)が異常に大きいガラス素材を使用したレンズで、他の光学レンズとの組み合わせで特定波長域の分散性を適切にコントロールすることにより、望遠側で問題となる軸上色収差や広角側で問題になる倍率色収差の低減に役立ちます。
 

仕様

  • モデル名:190D
  • マウント:ニコン用 / キヤノン用 / コニカミノルタ用 / ペンタックス用
  • 焦点距離:24-135mm
  • 開放F値:3.5-5.6
  • レンズ構成:10群14枚
  • 最小絞り:22
  • 最短撮影距離:0.4m
  • ズーム形式:回転式
  • 最大撮影倍率:1:3.3
  • フィルター径:72mm
  • フード:D6FH
  • 重さ:530g
  • 最大径X全長:78.5mmx80.6mm
  • 価格::¥69,000 (税込¥72,450)
  • 発売時期:2001年
  • 生産終了:2007年
  • 備考:290Dは、タムロン創業50周年記念モデル

 

※重さ・最大径X全長欄は、ニコン用の数値です。

※説明文は発売当時のカタログに記載された内容です。